みなべ町の“完熟南高梅”

昨年6月に入荷した完熟梅

和歌山みなべの佐々木農園の富之助さんからの『完熟南高梅』、今年も届きます。

ゴールデンウイーク明けに「このところの高温が影響して、例年に比べると今のところ育ちが早いです。出荷はいつもより少し早くなるかもしれませんね~、そやけど、これからの天候次第でしょうか・・・」とのことでしたが、その後の陽気の激変で例年通りになりそうな気配です。

佐々木農園は大正期の初め、初代富之助が上質の梅干しを造るために山を開墾し梅林を育てたのが始まりです。

2008年からこの時期の“おとり寄せ”ですが、数ある“おとり寄せ”のなかで一番スリリングな逸品。

店で漬けた梅ドリンク

『完熟南高梅』は樹上で完熟した梅をひとつづつ確認しながら収穫し、その翌日には店に届きます。時間経過とともに色合いが変わっていきます。芳香も珈琲豆が負けるくらいです。したがって、お受取は到着日の当日中!

ただし、入荷日前日にならないと入荷日が確定しません。そんなスリリングな“おとり寄せ”ですが、毎年、多くの客さまが楽しみにお待ちくださっています。最近はこだわりの男性の方も。

“完熟”しているか否かは富之助さん曰く「熟すと表面の産毛がなくなります、それが合図です」と教えてくださいました。なるほど!水洗いしたときにケバケバを浮いてこないはずと納得しました。

入荷日は6月の吉日!入荷日にお受け取り可能な方のみのご予約となります。ご予約は1Kg単位です。

初めての方には“梅仕事レシピ”もご用意しております。

白いチーズとやぎミルク     ~るり渓やぎ農園~

フェルミエ 盛付け例

白いチーズ=シェーブルチーズを久々にご案内します。京都と兵庫の県境でやぎを育て、循環型農業で有機野菜を育ながら、チーズやヨーグルトを造っている るり渓やぎ農園 から届きます。

やぎミルクは最近まで出荷ができませんでしたが、乳等省令が改正され、晴れて人用のミルクとして出荷できるようになりました。

臭いを気にされる方が多いようですが、ご心配はご無用!飼育方法や餌の工夫で臭いは感じません。

やぎミルクは牛乳に比べて乳頭が少なく、お腹に優しいそうです。それにコレステロールを調整する効果があるタウリンは牛乳の20倍!今、話題のオメガ3とオメガ6脂肪酸のレベルは牛乳より高いそうです。中高年にとってはいろんな意味で強い味方!

そんなミルクで造ったシェーブルチーズ“フェルミエ”は酸味と、程よい塩味が魅力のまろやかな口当たりのチーズです。野菜との相性もよく、いろいろに楽しんでいただけます。レシピございます!

クリームのような滑らかな食感の“フロマージュフレ”、とろみのあるドリンクタイプの“ヨーグルト”も一緒に届きます。

やぎミルク

ヤギヨーグルト

フロマージュフレ

 

『オレンジスライスジャム』ご予約開始!

12417975_1206405369374999_8922653382686568395_n[2]この春も届きます!今年は4月と5月の2回に分けて届きます。

瀬戸内産を中心とした国産ネーブルオレンジを輪切りにして、国産天然蜂蜜とフルーツシュガーで丁寧に煮詰めたジャム?です。

生産者のローズメイさんは秋田の工場で、ネーブルオレンジを丁cnt1寧に、慈しむように加工しています。春とともに店にオレンジの輪切りが登場するようになったのは2008年。その間、何人ものお客さまがオレンジスライスジャムづくりに挑戦されましたが・・・「やっぱりこうはいかないわ、これは買うものね!」と言う結論に達しています。春限定商品ですが、何個か購入されて一年を通じて楽しまれる方も。プレゼントにも最適な一品です。

春です!『チーズさくら』が届きます

桜の香りが広がる、やさしい味わいの『チーズさくら』がこの春も北海道の共働学舎新得農場から届きます。

初めて『チーズさくら』をご案内したのは2005年のことでした。毎年味わいや舌ざわりが微妙に違います。それを楽しみに毎年お求めくださるお客さまも多いです。

余計なものは加えず自然の原材料のみで造っているから!

今年はその原材料に大きな変化がありました。『チーズさくら』は酵母で熟成させるのですが、これまでの酒蔵から入手ができなくなり、今年は新しい酒蔵から酵母が生きている濁り酒のようなお酒を分けもらって、そのお酒から酵母を培養して牧場の搾りたてミルクに添加してつくったそうです。

日本酒由来の酵母を使用することで、丸みのある優しい味わいが生まれるんですよと、ご担当から伺いました。

実は日本酒由来の酵母の他に、エゾヤマザクラ由来の「とかちの酵母」や多くのチーズに使用される酵母、ジオトリカムも使用しているそうです。白カビですかと問われる方が多いのですが、チーズの表面に生えているのはこのジオトリカム酵母だそうです。三種の酵母が織り成す香りやフレーバーをお楽しみください!

入荷は3月18日です。『さくら』以外の新得農場の自慢のチーズも届きます。東京の桜は20日過ぎに開花する予定のようです。桜を愛でながら『さくら』をご賞味ください!

ワインの香り漂うチーズ・・・・

北海道のチーズ工房 白糠酪恵舎さんからのチーズです。

バレンタインの季節だけに出荷される『アルヴィーノ』

北海道池田町の十勝ワイン「山幸」の搾りかすのなかに3ケ月以上漬けこんだチーズです。

昨年初めてご案内しましたが、好評につき今年も少量ですがお願いしました。

チーズの風味とワインの風味が一緒に楽しめるデザートチーズ。この季節、大切な方とご一緒にどうぞ!

入荷は2月8日の予定です。

その他のチーズも一緒に届きます。モッツアレラリコッタなどレアなチーズは数が限られています。ご予約をお薦めします。

 

蜂屋柿の干し柿

甲州百目の一種、蜂屋柿はかつて宮廷への献上品だったことを示す“堂上”を冠する釣鐘のような形の大きな柿です。

耕野のはちみつでお馴染みの石塚養蜂園ではハチさんの力を借りて受粉をして、蜂屋柿を栽培しています。

通常「干し柿」をつくる時は、色合いを良くするために硫黄で燻蒸しますが、『耕野のはちみつ』同様に、「見た目」だけのために、余計な事はしないという石塚さんのポリシーで干しただけの柿です。確かに見た目は鮮やかではないですが、口中で広がる甘さは絶品!

入荷は1月25日です

木曽の手づくり甘酒

木曽で130年、伝統製法を守り続ける“こうじ味噌”屋さんから届きます。特別に減農薬米を原材料に米と糀だけで仕込んでもらいました。心も体も暖まりますよ~

明治12年創業の小池糀店さんは当時と変わらない味噌造りをしている蔵元さんです。

味噌玉と米麹と塩を2年寝かせて造っているそうです。そんなこだわりの蔵元が造る「甘酒」はもちろん、米と糀だけ!もう一つ大事なものを忘れていました。

蔵に130年住む菌達。糀を発酵させる「室」は、ご先祖様が掘った山の斜面の岩山のなか。湿っていて、暖かくて、温度も一定に保つことができ、糀の発酵にピッタリな天然室です。糀菌や乳酸菌が住みついて米を糀にする手伝いをしてくれています。

入荷は1月中旬の予定です。

白糠酪恵舎からチーズ再入荷!

先ほど、北海道の白糠酪恵舎さんからチーズが再入荷しました。

先月、届いたチーズが1週間も経たずに完売。皆さんからのお声を受けての再登場。

いつもの熟成別のハードタイプから、フレッシュタイプまで各種取り揃えましたが、フレッシュタイプは完売しました。

前回、大人気だった”ミルク感たっぷりのお塩”『サラータ』も届いています!サラダやパスタに、ラタトゥイユなどにもピッタリ!

先週届いた新得農場からのチーズも少しございます。パーティメニューにピッタリな“ひょうたん型”のカチョカバロはチーズすてーきでそうぞ!

岩手の菊池牧場の無添加ソーセージは完売しました。

 

菊池牧場『ドイツ ソーセージ』

岩手で放牧酪農を営みながら食肉加工をしている菊池牧場。この夏に味わったソ-セージの風味が忘れられなくて、このソーセージはお客さまにもご案内しなくてはと寒くなるのを待っていました。

牧場の2代目当主は中学卒業後、単身ドイツで足かけ3年の修行を経て、“ゲゼル”(熟練工)の資格を取得して帰国。それから30年、牧場でコツコツとバイエルン・チロル仕込みの無添加ドイツソーセージをつくっています。

菊池牧場では食卓と農業の結びつきや、山の中での暮らし、牧場のありようを分かってくださる方たちとのお付き合いを大切にしたいと、“対面販売”を基本に経営されていますが、当店の“おとり寄せ”の逸品としこれまでに何度かご案内しています。

菊池牧場ではウインナーや生ハムなど、様々な加工品もつくられていますが、今回は定番のソーセージ6種類に加えてコンビーフや生ハムもご案内します。

「冷凍」での入荷です。

 

上野長一さんの『いろいろ米』 

パルシステム連合会発行『のんびる』2017年11月号より       撮影/堂本ひまり

お待たせしました!栃木の米農家上野長一さんの『いろいろ米』の稲刈りが20日過ぎに終わりました!

入荷は11月上旬です。

皆さんはお米の品種をどれくらいご存知ですか?上野さんは600種以上の品種を自ら育て、毎年その中から仲の良さそうな品種を50~60種ほど選び、種取りをして、苗床で発芽させ、田植えをされています。もちろん、無農薬で化学肥料も使わない栽培です。

田圃の稲はまさに色とりどり。美しい風景が広がっています。そんな色とりどりの稲から収穫する『いろいろ米』は見た目も、炊き上げているときの香りも、食した時のモチモチ感も抜群です。

初めての方は、いつものお米を炊く時に一合につき、大匙1杯加えることから始めてみてください。白米好きの男性にも好評です。

くれぐれも『いろいろ米』は「雑穀米」ではありません。ぜ~~んぶお米です。ただ今、ご試食用(1~2合分に加える量)をお配りしています。