ドルチェ チョコラーダ~ブラジル~

ヴァレンタインに合わせて、ダークチョコレート感が楽しめる珈琲をご用意しました!

ブラジルといえば香ばしいナッツと、後口に醸すダークチョコ感が持味です。それにとことんこだわって“つくった”豆です。

産地を指定するのではなく、ダークチョコの印象を強くするために、南ミナス、セラード、モジアナで栽培されたコーヒーのロット、何と数百種類をブラジルのコーヒー鑑定士が鑑定・厳選し、ブレンドしています。

もう一つの特徴が、完熟したチェリーを収穫するのではなく、完熟から少し乾燥したぐらいのコーヒを使用しています。

これまでご案内したシングルオリジン、スペシャルティとは異なる生育で生まれた珈琲の味わいをお確かめください!くれぐれもチョコレートを召し上がる前に味わってください!

 

ゲシャ ビレッジ~エチオピア~

パナマのエスメラルダ農園の「ゲイシャ」をご存じの方はかなりの珈琲通!

「ゲイシャ」はもともと、エチオピア起源の野生種です。

1月はコーヒー発祥の国チオピア、そして原種ゲイシャ発祥の村”ゲシャ ビレッジ”からの珈琲豆をご案内します。

栽培が難しく、生産性も悪い品種(手のかかる割に収穫量が少ない!)。生産者にとっては敬遠されてきたようです。その美味しさを発見し世に送り出し、スペシャルティコーヒー最高峰と賞賛される特別な珈琲に育てたのがパナマの農園でしたが、元々はエチオピアのゲシャ ビレッジが発祥です。

ゲシャ ビレッジ農園はエチオピアの西の果てにある大自然の中にある農園です。米国生まれのアダム氏とエチオピア生まれの夫人は農園を2011年から開拓し、農園からほど近いゲイシャ種発祥の地で、先住民であるメアニット族と協力して、自然環境に配慮しながらコーヒーを育てています。

新年は原種のゲイシャの華やかな香りと、洗練された旨味をお楽しみください。ちなみに「ゲシャ」と「ゲイシャ」は訳し方の違いのようです。地名としては「ゲシャ」、品種としては「ゲイシャ」です。そして、「芸者」とは無関係!

 

モカ ハラズ~イエメン~

年内最後の“お薦め豆”は今年の一番人気の珈琲豆をご案内します。

今年入荷したクロップは前回よりも柑橘系の明るい酸味に、乳酸系の丸さと甘味が加わった印象です。

イエメンは中東で唯一のコーヒー生産国で、15世紀後半にエチオピアからコーヒーが初めて移植されました。そして、アラビア半島の最南端に位置するイエメンは、世界で初めてコーヒー豆を商業目的で輸出した国でもあります。

その港が「モカ港」です。港からは多くのイエメン産とエチオピア産の良質なコーヒー豆が、主にヨーロッパに向けて輸出されました。そのことから、イエメン産とエチオピア産の珈琲豆は、総称して「モカ」と呼ばれるようになったそうです。

ご案内の『モカ ハラズ』はイエメン北西の高地に位置し、標高は最高2400mと高く、寒冷なハラズ地区で栽培されています。ナチュラル製法で仕上げられていますが、とても明るい酸味を感じていただける珈琲です。何といっても挽いているときの香りが秀逸です。

12月、何かと気ぜわしい日々ですが、至福の一杯で一息ついてください。

ドンキー ナチュラル~ウガンダ

ウガンダはアフリカ東部の赤道上に位置する内陸国です。

生産地の標高が高く、集荷トラックが入れないためコーヒーチェリーはロバ(ドンキー)の背に揺られて山を下り、水洗工場まで運ばれています。

ウガンダはロブスタ種の生産量が多かったため、低品質のイメージが定着しているようですが、今回ご案内のドンキーはケニア由来の高品質アラビカ種。4000mを超える山々が連なる雄大な光景を背景に栽培されています。

品質向上のためにロブスタや近隣国のチェリーが混ざらないよう流通経路をしっかり整え、また完熟チェリーの熟度アップを心がけるなど様々な取り組みの結果、品質も生産量も向上してこれまではヨーロッパを中心に輸出されていましたが、日本向けにも輸出されるようになったそうです。

その味わいは?柑橘系の甘さが広がるクリーンな珈琲です。お試しください。

雲南 ナチュラル~天空農園から~

昨秋、話題沸騰した珈琲をこの秋もご案内します。

農園はメコン川源流の標高2000mに位置する、その名も「天空農園」です。

緯度的には香港やマカオと同じくらいの位置にあり、メコン川源流の山奥の秘境です。

台湾から移住した農園責任者のソウさんが、この地に適した精製方法を、70パターン以上も模索した末にたどりついた製法は、プーアール茶の製法を活かした“ダブルフォーメーション”という製法です。チェリーのまま袋に詰めて一次発酵させて、乾燥棚で乾燥させます。乾燥中に二次発酵が進み、ブランデーを思わせるフレーバーが引き出されす。

今年のクロップは昨年より発酵がしっかりしているようなので、魅惑的な香りは更に強くなっていると思います。

「天空の城」ならぬ「天空農園」からのかぐわしい香りをお楽しみください!

 

『9月の豆』キリマンジャロAA

雪を頂くキリマンジャロ山

暑い、暑い夏がようやく終わりそうです。

甘い香りとキレのいい後口で、重い気分を吹き飛ばしてリフレッシュしてください!

珈琲好きの方にとってはとてもポピュラーな銘柄ですが、酸っぱいイメージをお持ちの方も多く、敬遠される方と、これこそ珈琲と絶賛される方に分かれます。実は私は後者です。湯温と淹れ方の工夫で味わいがグッと変わります。そのあたりは店頭でゆっくりご案内します!

生産地はアフリカ大陸最大の国タンザニア。6000mを超える万年雪をいただくキリマンジャロ山。そのふもと海抜1000m以上の寒暖差が大きく、年間の降雨量も豊富なエリアで栽培されています。

小規模な生産者が多く、珈琲豆の品質のばらつきが大きいことから、豆の大きさや欠点豆の混入度合いなどで格付けは、最高ランク「AA」から「E」まで6段階で評価されます。Actのキリマンジャロはもちろん「AA」です。

9月は「キリマンジャロ」10%増量です。

グァテマラ アンティグア

暑さが残る9月、甘味たっぷりで、飲み終えた後の赤ワインのような心地よい渋みと深い味わいの完熟イエローブルボンをお楽しみください!

イエローブルボンは、糖度がレッドブルボンよりも高いといわれていますが、その色見での完熟度合いの判別がとても難しく、熟練の腕を必要とします。エスメラルダ農園では、スタッフへの収穫トレーニングを常に行っており、新しくピッカーとして働いてくださる従業員の方も品質へのこだわりを持って働いています。加工は、伝統的な水洗式で天日乾燥によってドライパーチメントまで仕上げます。欠点除去は機械選別ではなく、熟練の女性スタッフによって行われます。

シェードツリーを十分に使用しながら、結実しすぎないようにコーヒーの木を管理しています。結実が多すぎると、代謝が遅くなり、土壌の栄養不足が起こりやすいためだそうです。また、丁寧に一本一本剪定を行うことによって、木々の間の風通しをよくし、病虫害対策、ひいては収穫量増加につながっています。熟練のコーヒー栽培技術がふんだんに詰まったコーヒーです。

農園自体は14haととても小さいですが、香りや甘みが良いと考える農園主は、あくまでもイエローブルボン100%にこだわり、品質の重視した農園経営をしています。

今回はあ深めのローストでお届けした。甘みたっぷりのまったりとしたコクを楽しんでいただけると思います。

定番の『グァテマラ ピューマ』との飲み比べも是非!

 

バンロンラン~ラオス~

ラオス北部ルアンパバーン市街から1時間半ほど車で走ったところにある、ロンラン村。そこには、約70世帯のモン族の人たちが暮らしています。彼らは、豊かな森を守りながらコーヒーを育て、木々の陰でゆっくり熟した赤い実だけを一つ一つ丁寧に手摘みで収穫しています。

現地パートナーのSaffron coffeeは、ルアンパバーンの旧市街にある小さなカフェ。コーヒーチェリーの集荷と精製、輸出手続きを担っています。

代表のトッドさんが、ラオスの美しい自然と文化に惚れ込みアメリカからラオスに移り住んで10数年。英語で会話していたのに、熱がこもるとラオス語に切り替わるくらい、すっかりラオスに馴染んでいるそうです。

現地スタッフのみなさんとトッドさんは、徹底的にクリーンカップを追求してこられました。今季からは、発酵方法を15種類試すなど、ロン村のコーヒーの個性をどう引き出すかに取り組んでいます。

スッキリした飲み口ですが、ナッツのような甘さを醸す珈琲をこの夏お楽しみください。

アガワル~タンザニア~

農園は自然保護区に指定されているンゴロンゴロ国立公園付近にあります。1920 年代にドイツ人移民によりコーヒーが栽培され、第二次世界大戦後には英国主導による農地統合が行われました。

インド軍の退役軍人テレンス・コナー大佐によりコンゴニ農園と名付けられて以降、代々コーヒーの栽培が引き継がれ、1960 年代後半に現在の農園主であるアガワル家に継承されています。

海外からの評価も高く、国内随一とされる肥沃なンゴロンゴロ・クレーター付近の土壌と高い標高、そして伝統品種Kent が生み出す伝統的なタンザニア・マイルドコーヒーです。

コンゴニ農園では、品質向上のために香味に影響を与える精選の工程を丁寧にこなしています。例えば、コーヒー収穫後の処理をできるだけ早く行ったり、乾燥中にパーチメントの温度が上がりすぎないようにカバーをしたり・・・・と、丁寧に段階を踏んでいます。

アップルやグレープなどフルーティな風味と甘い余韻はありつつ、マイルドなボディ感で、軽やかな味わいです。酷暑の夏にピッタリの飲み口かもしれません。お試しください!

ペルー サントス~マイクロロット~

エクアドル国境近くのペルー最北部、アンデス山脈の高地でサントス・トクト・クニアさんとその家族が栽培するコーヒー豆です。

サントスさんが所有する自然豊かな山肌の一角に、コーヒーを植え始めたのは1996年から。

標高が高く、雨季の日照時間が短いため、コーヒーノキに十分な日光が当たるように適度に間伐を行うだけでなく、雨季前にはシェードツリー(直射日光から守る日陰をつくる樹木)の選定も行います。山の斜面にコーヒーが栽培されているため、土壌流出を防ぐためにマルチングや、等高線状にシェードツリーとコーヒーノキを植えるなどの工夫をしています。

手間と暇をかけるということが、通常の仕事として根付いているサントス一家のコーヒーは豆の美しさもさることながら、やさしい味わいです。そして、冷めても美味しい!焙煎はあえて浅めに(シナモンとミディアムの間位)でお届けします。

サントスさんが所属するアプロカシ農協では、コーヒー栽培に関わる女性の社会参加や、コーヒー以外の収入源の創出を目的に、NGO Rikilto Vecoと共同で2019年から養蜂を始めました。養蜂はコーヒーの品質向上に直接的な影響があるわけではありませんが、ミツバチは「環境指標生物」と呼ばれることがあるほど、周辺の環境変化に敏感な生き物です。この活動は単に副収入を得るためだけではなく、継続することで自然豊かなコーヒー農園の環境保全にもつながっていきます。