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NEWノンシュガージャム

ノンシュガージャムが小ぶりの瓶に変わりました。

ジャムではなくスプレッドと呼ぶべきでしょうか?

つくっているフランスのアビィ・サンフェルムでは、一般的なスプレッドの果実量が20%前後なのに対し、50%以上も使って、グレープ果汁とレモン果汁で甘みと酸味を調整しています。

オーガニックフルーツ本来の美味しさを丸ごとお楽しみいただけるフルーツスプレッドです。

砂糖は使っていませんが糖度はストロベリー36~38度、オレンジは35~37度、ブルーベリーは38~40度あり、しっかり甘みはあります。それでいて、後口はとても爽やかです。

オレンジは、お菓子作りだけでなく、温野菜や魚料理、お肉料理のソースとして、またドレッシングや焼肉のタレに加えて頂いても!隠し味として、ブラウンシチューやカレーなどにもご利用ください。

 

『今月の豆』モカ ハラー

甘い香りと円熟した酸味は春を待つこの時期に飲んで頂きたい珈琲です。

琲豆発祥の国エチオピアの「モカ」は、珈琲好きの方ならよくご存知の銘柄ですが、モカコーヒーは生産エリアによって特徴があります。定番銘柄のシダモ地方の「モカ シダモ」や、『お薦め豆』でご案内した「モカ イルガチェフェ」はごく一部。産地毎に味わいが違うのは日本のお米と同じですね。

『今月の豆』~モカ ハラー ~はエチオピア東部のハラール地方で栽培されています。フルーツを思わせる甘酸っぱいアロマですが、なめらかな飲み口で酸味系という印象を一変させてくれるはず。“モカの貴婦人”と呼ばれる所以を感じていただければ嬉しいです。

酸味は苦手とおっしゃる方からも「このモカなら飲めるわ」という嬉しいお声を度々いただいています。

ご存知の方も多いかもしれませんが、「モカ」とは実はイエメンの南西岸、紅海に面する小さな港町の名前です。このモカ港から船積みされていたエチオピア産とイエメン産の珈琲豆の総称が「モカコーヒー」です。17世紀頃がモカ港の最盛期で、その役割を終えました。

ちなみに、イエメン産のモカは昨年11月に「モカ ハラズ」をご案内しました。

コルブラン~パプアニューギニア~

パプアニューギニアは南太平洋のニューギニア島の東半分が国土です。西半分はマンデリンの産地で知られるインドネシアです。

自然と人間が共生する「地球最後の楽園」とも言われているニューギニアは、コーヒー栽培の条件が揃っている国でもあります。

国土の多くが山岳地帯で標高が高く、豊富な降水量と水はけのよい火山灰の土壌。しかも直射日光が苦手なアラビアカ種にとっては熱帯雨林が光を遮り、コーヒーをゆっくり、ゆっくり生育させてくれます。

そんな恵まれた地に1962年にオーストラリアから移住したベン・コルブラン氏が、 バイロダ農園の土地を買付け、コーヒーの苗を栽培したのが農園の始まりだそうです。現在は、ベンの 孫であるニコールがコーヒー生産を引き継ぎ、最高品質のアラビカコーヒーを生産しています。

農園は標高が1,800m以上と高所にあり、外気温度がとても低いため発酵に時間がかかります。その時間およそ40時間。そのゆっくりした発酵が、このコルブラン農園の味を更に美味しく、ジューシーに仕上げてくれているようです。

発酵が長ければ良いというわけではありませんが、気温が低くなると乳酸菌類の活動が活発になり、その代謝による香味特徴が出てきているのでは?と感じさせる香味です。

大事にゆっくり育てられた珈琲は、フルーティな酸味とビスケットのような香ばしさを感じて頂ける珈琲です。

 

やぐちゆみこ絵画展~虫は花のアクセサリー~

会期:3月15日(水)~26日(日)

そこに草があったら虫がいる!

虫屋の方々と出会って自然観察の魅力を知り、虫たちの生きる力や生命の輝きを感じる日々。描きたい気持ちが湧いてきて、想像の翼を広げています。

以前に図鑑のイラストレーターIさんに、私の描く虫は「花のアクセサリーのよう」と言われました。花の中に花粉にまみれた甲虫やハナバチを見つけると、うれしくなります。

四季折々の虫たちの世界を描いて絵画活動をしています。

〜虫の絵描きと名乗りたい気持ちのやぐちゆみこ〜

 

ドルチェ チョコラーダ~ブラジル~

ヴァレンタインに合わせて、ダークチョコレート感が楽しめる珈琲をご用意しました!

ブラジルといえば香ばしいナッツと、後口に醸すダークチョコ感が持味です。それにとことんこだわって“つくった”豆です。

産地を指定するのではなく、ダークチョコの印象を強くするために、南ミナス、セラード、モジアナで栽培されたコーヒーのロット、何と数百種類をブラジルのコーヒー鑑定士が鑑定・厳選し、ブレンドしています。

もう一つの特徴が、完熟したチェリーを収穫するのではなく、完熟から少し乾燥したぐらいのコーヒを使用しています。

これまでご案内したシングルオリジン、スペシャルティとは異なる生育で生まれた珈琲の味わいをお確かめください!くれぐれもチョコレートを召し上がる前に味わってください!

 

春です!『チーズさくら』が届きます

桜の香りが広がる、やさしい味わいの『チーズさくら』がこの春も北海道の共働学舎新得農場から届きます。

初めて『チーズさくら』をご案内したのは2005年のことでした。毎年味わいや舌ざわりが微妙に違います。それを楽しみに毎年お求めくださるお客さまも多いです。

余計なものは加えず自然の原材料のみで造っているから!

今年はその原材料に大きな変化がありました。『チーズさくら』は酵母で熟成させるのですが、これまでの酒蔵から入手ができなくなり、今年は新しい酒蔵から酵母が生きている濁り酒のようなお酒を分けもらって、そのお酒から酵母を培養して牧場の搾りたてミルクに添加してつくったそうです。

日本酒由来の酵母を使用することで、丸みのある優しい味わいが生まれるんですよと、ご担当から伺いました。

実は日本酒由来の酵母の他に、エゾヤマザクラ由来の「とかちの酵母」や多くのチーズに使用される酵母、ジオトリカムも使用しているそうです。白カビですかと問われる方が多いのですが、チーズの表面に生えているのはこのジオトリカム酵母だそうです。三種の酵母が織り成す香りやフレーバーをお楽しみください!

入荷は3月18日です。『さくら』以外の新得農場の自慢のチーズも届きます。東京の桜は20日過ぎに開花する予定のようです。桜を愛でながら『さくら』をご賞味ください!

『アルヴィーノ』完売しましたが・・・

2月の“おとり寄せ”白糠酪恵舎さんの『アルヴィーノ』やフレッシュチーズは早や完売しましたが、ハードタイプのチーズは少しですがございます。

熟成半年以上のほくほくとした食感が魅力『モンヴィーゾ』と、一年以上の熟成を経て生まれる旨味は最高です『タンタカ』の2種類がございます。この週末のうちに是非!

 

春を告げる“山菜”~福島・会津から~

毎年春に開催していた「東日本 美味楽市」は10年目で一区切りしましたが、繋がりのできた生産者さんに、旬の“美味しい”をお願いしています。

2月、春が待ち遠しい時期です。昔ながらの手法で手間を惜しまず、素材の風味を大切に製造する福島の会津物産さんに、春を告げる山菜の品々をお願いしました。

「ふきのとうみそ」「ふきのとうしょうゆ」「きゃらぶき」「花豆甘露煮」・・・味わってください!

手づくり”炊き込みご飯の素”by福島

福島県二本松にある結城食品さんは「東日本美 味楽市」でのご案内以降、春と秋に「混ぜご飯の素」を送ってもらっています。

この春も届きました!『舞茸ご飯の素』『ひじきご飯の素』『味ご飯の素』の3種。

代表の斎藤さんは30数年前に脱サラをして起業されたとか。「炊き込みご飯の素」は10数年前に考案し、試行錯誤の末に完成したものだそうです。今では地元二本松の特産品にも指定されるほどになりました。

大きな鉄窯で手づくりしたこだわりの味をご家庭でどうぞ!ちなみに関西人の私は2合炊きを、2合半で炊きます。

実はActでお付き合いが始まったころは、3合炊きしかなかったので、厚かましく「東京では単身や2人世帯が多いので、2合炊きをつくってください」とお願いしました。今では結城さんでも販売されているようです!