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万能の薬箱!『エルダーフラワー』

古くからヨーロッパで愛されているハーブ『エルダーフラワー』は風邪を引きそうなときなどに用いられるハーブで、万能の薬箱、庶民の薬箱とも呼ばれ親しまれてきました。

和名では西洋ニワトコと呼ばれる白い小さなお花です。英国ではそのドライフラワーが各家庭の薬箱の常備薬だそうです。

そのお花のエキス一杯のドリンクが『エルダーフラワーコーディアル』です。

エルダーフラワーは、血液の循環を良くしてくれるため、発汗作用を促し、体の中の毒素を排出しやすくしてくれるといいます。くしゃみや鼻水、のどの痛みや悪寒などインフルエンザや風邪の症状を緩和してくれるといいます。

エルダーフラワーの効能である、鼻水や鼻づまりといった症状の緩和は、風邪の初期症状だけでなく、花粉症やアレルギー性の鼻炎にも効果が期待されています。

店では20年以上前からの取り扱いですが、何人かの方から「これのお陰で風邪をひかないわ」「息子が学級閉鎖になってもインフルに感染しなかったわ」と言ったお声をいただいています。季節の変わり目に体調がすぐれない方にもリラックス効果が期待できるハーブドリンクとして薦めです。

甘~いマスカットのような香りを、就寝前にホットドリンクとしてお飲みいただくのもオススメです。

花粉症の皆さまへのお薦め!

珈琲豆屋に10余年前から、花粉症でつらい思いをされているお客さまから大きな支持を頂いている品があります。ご存知でしょうか?OLYMPUS DIGITAL CAMERA

一年を通して飲んでいる方もありますが、2月中旬くらいから何人かのお客さま思い出したようにお求めに来られました。私自身は花粉症ではないため、その効果のほどを実証できないのが残念ですが、抗菌作用と免疫力を高めるということで風邪の予防にはよく飲んでいます。

『ネトル』『エキナセア』『ペパーミント』のリーフハーブの3種類を黄金比でブレンドします。

フレッシュなハーブなのでもちろん美味しく飲んでいただけます。そして、その効果もお客さま曰く「鼻のグシュグシュが落ち着いたわ」「涙目が緩和されたみたい」と長くご利用の方から伺っています。なかには症状が緩和されたので飲まなくなったら、ぶり返しちゃった!と飛んで来られた方も。

10g単位での販売ですが、お試し用にミックスした小袋もご用意しています。一煎目は飲んで、二煎目はうがい用にお使いください!お客さまの中にはその後、茶葉をガーゼの袋に入れてお風呂に浮かべハーブ湯にされる方も!いつもより温まるそうです。

『3月の豆』クリスタル ブレンド

10数年前のこと、お客さまから「ブレンドやわらか」よりも、もっとやさしい、でもコクのあるブレンドが欲しいな・・・」と言う一言から模索が始まりました。

そして、誕生したのがこの『クリスタルブレンド』です。

名前の通りキューバの銘品「クリスタルマウンテン」が贅沢にブレンドされています。

春の訪れを感じるこの時期に、透明感のあるやさしい風味をお楽しみください。3月の“おとり寄せ”『チーズさくら』との相性もなかなかいいですよ!個人的にはこの『クリスタルブレンド』や『やわらか』を粗目に挽いて淹れた珈琲と合わせることで、『さくら』の風味が活きる感じがします。

3月中は1割増量でご提供!

 

 

 

上野長一さんからのお便りvol.4

上野長一さんは30年近く前から無農薬栽培に取り組み、今では自然栽培(農薬も肥料も使わない農業)に取り組む稲作農家。BEANS’Actには『いろいろ米』が10月下旬に、『コシヒカリ』の白米と玄米はご予約制で毎月精米したてが届きます。そんな上野長一さんからの定期便にお便りが入っています。

「いつも、いつも、ありがとうございます」で始まるお便りには都会に住んでいると経験できないことや、想いが詰まっています。2月にいただいたお便りから一部抜粋でご案内します。

稲もいよいよスタートです。先は種もみの準備に入ります。自家採取のもみがほとんどですので、のげをとり、ゴミなど取り除き、大小選別して、田んぼごとへの小袋詰めと手を加えて“たね”になります。今年もいよいよです。どんなシーズンになるのかな・・・

上野さんは600種に及ぶ稲を育てているので、毎年、毎年、そのなかから「仲の良さそうな稲」を自家採取して田植えをされています。その準備がこの寒い時期からスタートしているんですね。秋の実りが待ち遠しいです。

お付き合いが始まった20数年前は(無農薬栽培なので)「草との戦いです」とよく仰っていましたが、ここ数年は抗うことのできない「お天気との戦い」が続いています。穏やかな四季が巡ることを願うばかりです。

 

“炊き込みご飯の素”by福島

福島県二本松にある結城食品さんは「東日本美 味楽市」でのご案内以降、春と秋に「混ぜご飯の素」を送ってもらっています。

この春も届きました!『舞茸ご飯の素』『ひじきご飯の素』『味ご飯の素』の3種。

代表の斎藤さんは30数年前に脱サラをして起業されたとか。「炊き込みご飯の素」は10数年前に考案し、試行錯誤の末に完成したものだそうです。今では地元二本松の特産品にも指定されるほどになりました。

大きな鉄窯で手づくりしたこだわりの味をご家庭でどうぞ!ちなみに関西人の私は2合炊きを、2合半で炊きます。

実はActでお付き合いが始まったころは、3合炊きしかなかったので、厚かましく「東京では単身や2人世帯が多いので、2合炊きをつくってください」とお願いしました。今では結城さんでも販売されているようです!

春です!『チーズさくら』が届きます

桜の香りが広がる、やさしい味わいの『チーズさくら』がこの春も北海道の共働学舎新得農場から届きます。

初めて『チーズさくら』をご案内したのは2005年のことでした。毎年味わいや舌ざわりが微妙に違います。それを楽しみに毎年お求めくださるお客さまもたくさんいらっしゃいます。

余計なものは加えず自然の原材料のみで造っているから!

日本酒由来の酵母を使用することで、丸みのある優しい味わいが生まれるんですよと、ご担当から伺いました。

実は日本酒由来の酵母の他に、エゾヤマザクラ由来の「とかちの酵母」や多くのチーズに使用される酵母、ジオトリカムも使用しているそうです。白カビですかと問われる方が多いのですが、チーズの表面に生えているのはこのジオトリカム酵母だそうです。三種の酵母が織り成す香りやフレーバーをお楽しみください!

入荷は3月15日です。『さくら』以外の新得農場の自慢のチーズも届きます。今年は桜の開花が早そうなので、桜を愛でながら『さくら』をご賞味いただけるかちょっと不安・・・・限定40個です。お早目のご予約を!

約束のない手織り by空想庭園

会期:3月13日(水)~27日(水)

感性のままに自由に織る「さをり織り」が城みさをによって考案されてから半世紀あまり。

機械と人間の違いを考えよう、とパターン化されたものづくりを抜け出し、常識や既成概念から心を解き放って自由な発想でありのままに自分を表現する現代手織りとして多くの人々に愛されています。

見本もなければ、失敗もない。

すべてがオリジナルで世界でただ一つのオンリーワン。

「空想庭園の手織り」には障害や病気を抱えながら自分を表現するクリエーターたちの眩しいほどの感性が豊かに織り込まれています。

“原木椎茸”と”キクラゲ”~by福島

生産者は福島県いわき市のファーマーズハウスさわさんです。原木椎茸を育てる農家さんです。

お正月前には『椎茸の佃煮』を送ってもらっています。夏場は『夏野菜のピクルス』が定番でしたが、ここ数年は夏場の暑さで夏野菜の出来栄えが今一つということで、入荷していません。

今回はファーマーズハウスさわさんの本業(?!)『原木椎茸』と『キクラゲ』の乾物をご案内しています。

見た目はハッキリ言ってクチャクチャとしていて美人ではないですが、ご覧ください!水に戻すとプックリ肉厚の香り豊かな椎茸に!戻し汁もお出汁としてとっても重宝します。

ファーマーズサワさんも、2,012年から10年程、年一回開催していたた東日本応援の『美味楽市』以来のお付き合いです。

 

 

『パレスチナ・オリーブオイル』

今回入荷分は右の500ccのみです (画像はパレスチナ・オリーブ提供)

パレスチナのオーガニック・プロジェクト林のオリーブを現地の工場で低温圧搾した『オリーブオイル』です。

このオリーブオイルをフェアートレードで輸入、販売する団体「パレスチナ・オリーブ」から届きました。

生産地はパレスチナ北部ガリラヤ地方(現イスラエル領)で、有機栽培されたオリーブの実を現地の加工場で圧搾し瓶詰されています。今回ご案内するオリーブオイルは昨年 2023 年 4 月に日本に届いた品です。

オーガニック表記については日本の有機認証はありませんがイスラエル・アメリカ・ヨーロッパの有機認証済みです。日本での認証を受けるには手間も時間もお金もかかりとっていないそうです。(実はBEANS’Actの取り扱い品のなかにはよくある事例です)

痛ましい映像が毎日のように報道されるなか、パレスチナの人々が土と向き合い、どんな時でも営みを続けられていることに驚きました。5月には昨年収穫したオリーブを搾ったオイルが届く予定と聞いています。ただ、紅海封鎖のため喜望峰経由の遠周りになるため遅れることも予想されます。

オリーブオイルと合わせて『オリーブの塩漬け』も少しですが届いています、ご試食もございます。