岩手から『桑茶』の新茶届きました

kodawari_10[1]盛岡から新葉を加工した『桑茶パウダー』が届きました。糖質の吸収を抑えたい方には特にお薦めしたい品です。馴染みのない方には「試供品」も一緒に届きましたのでまずはお口に合うかお試しください。

東北応援の“美味楽市”でご案内して早や3年になりますが、不kuwa溶性の食物繊維が豊富で、腸壁が刺激されお通じに効くということで、年配の方ばかりでなく若い女性にも評判です。

桑の葉の新たな活用に向けて20年ほど前から研究している先生がおられます。国立岩手大学の農学部の鈴木幸一教授(現 名誉教授)です。生産者の社会福祉法人 盛岡アビリティセンターでは先生の指導も受けながら、震災後に製品化し、現在では自前の桑園の桑葉だけでなく、盛岡近郊で収穫される桑葉で加工をしています。

ちなみに、中国では桑の葉を陰干ししたものを「神仙茶」と呼び、咳止めや、血流の改善、滋養強壮に効果があるとして、古くから愛飲されてきました。「茶は養生の仙薬なり、延齢の妙術なり」と臨済宗開祖、栄西は言っています。栄西は、桑の葉のお茶を、長寿の薬として普及に努め、糖尿病の治療薬としても、広く使われたと伝えられています。古くは生薬としても利用されてきたように、桑の葉にはあらゆる機能性が存在するのだとと言います。そしてその言い伝えが、最近の研究によって明らかにされているそうです。