『今月の豆』マンデリン トバコ 

コーヒー農園から望むトバ湖の風景

マンデリントバコは随分以前からの定番銘柄で、苦み系がお好きな多くのお客さまからご愛飲を頂いています。

昔ながらのマンデリンの風味を残す希少な品種で、深いコクと濃厚な後味で一息ついてください。

生産地はインドネシアのスマトラ島北、世界最大級の湖「トバ湖」の周辺です。

スマトラ島では17世紀にインド経由でアラビカ種が植樹され、オランダに富をもたらしました。しかし、20世紀初めにコーヒーの大敵「さび病」が大流行。アラビカ種が途絶えてしまいました。

以降は病気に強い、インスタントコーヒーなどの原料になるロブスタ種の栽培に移行しました。ただ、わずかに生き残ったのがトバ湖周辺です。同地で栽培されるスペシャルティは、昔ながらのマンデリンの大きな特徴でもあるアーシー感(大地の土っぽさ)を感じて頂けると思います。

4月は一割増量でご提供します。優しい味わいがお好きな方も是非一度お試しください!