“白いサラミ”が届きました!

「お待たせしました!クリスマスシーズンの逸品が本日届きます」と、お伝えするだけで、何が届くかお分かりいただける方は10年以上のお付き合いのお客さま!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さて、これは何でしょう?

十数年前、食品フェアで初めて目にした時、これは食べるもの?と思ってしまいました!

白カビをたっぷりつけた熟成中のサラミです。しかも!サラミの素材はホエー豚。

北海道・大樹町でホエー豚を育てる源ファームさんとお付き合いが始まったのは2006年から。

『白いサラミ』はカマンベールに使う白カビをつけて熟成庫で発酵させて造ります。カビをつけたままお召し上がりください!口中に旨味とコクが広がります。

入荷量は限られていますので、お求めはお早目に!

ホエー豚とは・・チーズを作る際に固形物と分離された副産物が「チーズホエー」 。ホエーはヨーグルトなどで見られる透明な上澄液(乳清)と同じようなもので、ミネラルやビタミン、生きた乳酸菌などがたっぷり含まれています。源ファームさんでは、この栄養豊富な「ホエー」を与え飼育した、ケンボロー種の最上級豚肉のみを販売・加工しています。

ケンボロー種とは・・原産国はイギリス。日本には6%ほどしかいない希少種。低カロリー、高タンパクで、くせの無いヘルシーな世界ブランドの豚です。

源ファームの大美浪源さんとの出会いは15年以上前。当時はチーズを製造するときにでる廃棄物として処理されるホエーを養豚に役立てることができないか、帯広畜産大学との共同で試行錯誤されているときでした。

栄養豊富なホエーを廃棄するのはもったいないだけでなく、栄養があり過ぎて(?)土壌を汚染することにもなるとその時に聞いてびっくりした記憶があります。過ぎたるは・・・ですね。

源さんは当時、チーズ工房に定期的にホエーを受け取りに出向き、量を調整しながら豚ちゃんに飼料として与えていました。どれくらいの量を与えれば、肉質にどんな変化があるか・・など大学の研究に協力されていました。出会いから1年ほど後に商品化され、それ以来のお付き合いです。