上野長一さんの『いろいろ米』 

パルシステム連合会発行『のんびる』2017年11月号より       撮影/堂本ひまり

お待たせしました!秋の実りのご案内です。栃木の米農家上野長一さんの『いろいろ米』ご予約開始です。

お米の品種をどれくらいご存知ですか?上野さんは600種以上の品種を自ら育て、毎年その中から仲の良さそうな品種を50~60種ほど選び、種取りをして、苗床で発芽させ、田植えをされています。もちろん、無農薬で化学肥料も使わない栽培です。

田圃の稲はまさに色とりどり。美しい風景が広がっています。そんな色とりどりの稲から収穫する『いろいろ米』は見た目も、炊き上げているときの香りも、食した時のモチモチ感も抜群です。

いろいろ米

初めての方は、いつものお米を炊く時に一合につき、大匙1杯加えることから始めてみてください。白米好きの男性にも好評です。

くれぐれも『いろいろ米』は「雑穀米」ではありません。ぜ~~んぶお米です。しかも、自然栽培です。

 

長野 千曲から『あんずシロップ漬』 

「日本一のあんずの里」信州千曲から素材の美味しさをそのまま一瓶に閉じこめました。原材料はあんずと砂糖のみ。

生産者の「旬な菜」さんは千曲で明治期にお酒を主に扱う店として開業し、時代は巡り、地元のお母さんたちが信州千曲の農産物を活かした手づくりの品々を製造販売するようになったそうです。

当初はおやきやお惣菜が中心でしたが、地元の名産『あんず』を活かした加工品を作りたいと試行錯誤を重ねた末に誕生した『あんずシロップ漬』です。

実はActとしては“おとり寄せ”で初めて味見をせずにご案内します!『あんずジャム』を試食し間違いないと確信してのご案内です。

「旬な菜」さんからは2年越しのサンプルを頂いています。店頭でのご案内に合わせて開封します。タイミングが合いましたらご一緒にお味見ください!

入荷予定は10月16日(木)です。もちろん『あんずジャム』も一緒に届きます。

尚、ご案内の品は今年収穫したあんずを加工したものなので、食べ頃は年末以降です。大事に取っておくとあんずの種から杏仁のエキスと香りがシロップに溶け込みますます美味しくなるそうです。

 

 

ママ工房から『桃シロップ漬』 

フルーツ王国、山梨の笛吹市から初秋に届く逸品は、桃の旬の美味しさをそのまま瓶詰にした『白桃シロップ漬』。添加物なしで丁寧に手づくりしています。

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いちのみやママ工房                                                代表の小川苗美さん

缶詰とどう違うの?と問われると困るのですが「食べていただけば分かります!」としか言えない! 2011年からの長いお付き合いということが“おとり寄せ”の逸品としての証明でしょうか・・・。

酷暑が当たり前になったここ数年。今年は記録を塗り替える暑さに見舞われ、これまで以上にご苦労が多かったと伺っています。そんな中ですが今年もご案内できます!

樹上で柔らかくなった「完熟」と、歯触りのあるちょっと固めの「適熟」です。

念のため、小川さん曰く「桃は追熟しないので、完熟でも適熟でも甘さは同じ」とのことです。

入荷予定は9月18日(木)。毎年、あっと言う間にご予約で埋まります。お早めご予約ください。

昨年好評だった一口サイズの『トロトロもも』も届く予定です。お楽しみに!

尚、昨年入荷した「桃シロップ漬」を一瓶だけ取っておきました。本物をご覧になってください!

木曽の手づくり甘酒

その昔、江戸時代は夏になると町中に甘酒売りが往来したそうです。夏バテ予防の栄養ドリンクですね。そして、「甘酒」は夏の季語です。

先人に見習い“飲む点滴”と称される甘酒を疲れた体にどうぞ。

生産者は木曽で130年、伝統製法を守り続ける“こうじ味噌屋小池糀店さん。特別に減農薬米を原材料に米と糀だけで仕込んだ甘酒です。

明治12年創業の小池糀店さんは当時と変わらない味噌造りをしている蔵元さんです。味噌玉と米麹と塩を2年寝かせて造っているそうです。

そんなこだわりの蔵元が造る「甘酒」は、もちろん、「米」と糀」だけ!もう一つ大事なものを忘れていました。

蔵に130年住む菌達。糀を発酵させる「室」は、ご先祖様が掘った山の斜面の岩山のなか。湿っていて、暖かくて、温度も一定に保つことができ、糀の発酵にピッタリな天然室です。糀菌や乳酸菌が住みついて米を糀にする手伝いをしてくれています。

『耕野のはちみつ』特大瓶

お待たせしました!石塚さんの『耕野のはちみつ』超特大瓶1.2Kgの予約受付開始です。今年はお天気にも恵まれ順調に採蜜が進み、8月3日に限定30本でご用意できます。image[hatimitu]

宮城県丸森の石塚養蜂園とはAct創業の20年以上前からのお付き合い。「何も引かず、何も足さず」のポリシーでピュアなはちみつを届けてくれます。「あかしあ」「とち」「里山の木々」の三種類です。

何も足さないので、当然のことながら毎年味わいが違います。ご希望の方には昨年の蜜ですがご試食いただけます。ご遠慮なくお申し出ください。

それぞれの花の蜜の味には違いがあります。image[3]

「あかしあ」は当店一番人気のはちみつです。 やさしい香りとクセのない穏やかな甘さが持ち味。後口もスッキリしています。果糖が多く、花粉が少ないことから結晶しにくいのも大きな特徴です。蜜の透明感もピカイチ!見た目の美しさも目を引く大きなポイントなのかもしれません。あかしあのはちみつは解熱や消化器の調子を整える効果が高いとされています。

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「とち」ははちみつ通の方には特に好まれています。トチの花独持のフローラルな香りと柔らかな甘さが通好みなのでしょうか。トチの実やトチの樹皮が薬用ハーブとしても使われていたそうです。はちみつはもともと、保湿や抗炎症といったスキンケア効果があるので、「とち」のはちみつならさらに有効かもしれません。  

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「里山の木々」さまざまな花の蜜がブレンドされたはちみつのことです。春先には、梅、菜の花、桜、藤の花、初夏には、クリ、カキなどが開花します。巣箱に数種類の花の蜜がブレンドされ、濃厚な花の香りをもつものから、やさしい香りのものまでミツバチによってブレンドされた香り豊かなはちみつです。口の中が、いろんな香りで満たされます。

夏のチーズ『フロマージュ・フレ』~共働学舎新得農場~

今年も共働学舎新得農場から“夏のチーズ”が届きます。

毎年、この10数年欠かすことなく夏には長期熟成させて造る『シントコ』をご案内していましたが、昨夏は残念なことに乳質と乳量の問題で『シントコ』の製造が難しかったそうです。気候変動の影響もあるのでしょうか・・・・

そこで!今年は夏限定の超フレッシュなチーズ『フロマージュ・フレ』をメインにご案内します!

フランス語で「新鮮なチーズ」の意味だそうです。ヨーロッパではとてもポピュラーなフレッシュタイプのチーズです。

ミルクからチーズに変化したその出来たてをフェセル(水切りかご)にひとつずつ丁寧にすくい入れたみずみずしいチーズです。

そのままでも風味を楽しめますが、お好みのジャムやフルーツと合わせて、野菜に添えて塩・胡椒・オリーブオイルでサラダに、トマトやバジルと合わせてカプレーゼ風にも!

共働学舎新得農場が造るチーズは話題のラクレットやカマンベールタイプまで10数種に及びます。ご案内の『フロマージュ・フレ』以外のチーズもご一緒にお取り寄せ可能です。お申し出ください。

入荷は7月18日(金)です。

みなべ町から富之助の“梅干し”

2008年以来、毎年6月は和歌山みなべの佐々木農園の富之助さんからの『完熟南高梅』をご案内していましたが、今年はご案内が叶いません。4月には着果も順調でお天気次第とのことでしたが、その後、2度も雹の被害にあい、着果した実に傷がつき、実が大きくなるに従い傷も大きくなり、出荷できる状態ではないとのこと。

毎年、楽しみにお待ちくださっていた皆さま、申し訳ございません。

そこで、今年は昨年漬け込んだ“富之助”さんの『梅干し』をご案内させていただきます。

佐々木農園は大正期の初め、初代富之助が上質の梅干しを造るために山を開墾し梅林を育てたのが始まりです。

「紀州の土壌や自然」「育てる心と技」それぞれが富之助梅の伝統として受け継 がれてきました。三代目の富之助さんは 「この梅干しは本当に美味しい」と食べた人がいつまでも心に残る梅干しづくりを していきたい」常々仰っています。

ご案内する梅干しは以下の5つです。詳細は画像をクリックしてください。

ご予約は店頭にて承ります。入荷は6月20日過ぎの予定です。

南高梅白干し

うす塩味南高梅

南高梅はちみつ

しぞ漬け小梅

しそ漬け南高梅

 

 

モッツァレラ三様~白糠酪恵舎~

チーズ職人の“技”がものを言う“モッツァレラ”は本場イタリアでも地方によって特徴が異なるようです。白糠酪恵舎の“モッツァレラ”は、ほど良い弾力と乳汁が口いっぱいに広がるジューシーな味わいが特徴です。

チーズ党のお客さまからのご要望も多く、5月は“モッツァレラ”をメインでご案内することにしました。

“モッツァレラ三様”と題して、フレッシュな『モッツァレラ』、少し塩漬けして風乾させ、熟成味もありながらミルキーな味わいの『スカモルツァ』、白糠の山桜の木でスモークした『燻製』の3種類です。モッツァレラの三変化をお楽しみください。

その他のチーズも勿論ご予約可能です。入荷は5月15日(木)です。

モッツァレラ

スカモルツァ

スモーク

 

 

『オレンジスライスジャム』

12417975_1206405369374999_8922653382686568395_n[2]この春も4月と5月の2回に分けて届きます。

瀬戸内産を中心とした国産ネーブルオレンジを輪切りにして、天然蜂蜜とフルーツシュガーで丁寧に煮詰めたジャム?です。

生産者のローズメイさんは秋田の工場で、ネーブルオレンジを丁cnt1寧に、慈しむように加工しています。春とともに店にオレンジの輪切りが登場するようになったのは2008年。その間、何人ものお客さまがオレンジスライスジャムづくりに挑戦されましたが・・・「やっぱりこうはいかないわ、これは買うものね!」と言う結論に達しています。春限定商品ですが、何個か購入されて一年を通じて楽しまれる方も。プレゼントにも最適な一品です。

春です!『チーズさくら』が届きます

桜の香りが広がる、やさしい味わいの『チーズさくら』がこの春も北海道の共働学舎新得農場から届きます。

初めて『チーズさくら』をご案内したのは20年以上前のこと。以来、毎年楽しみにお求めくださるお客さまもたくさんいらっしゃいます。

余計なものは加えず自然の原材料のみで造っているから、その年その年で味わいや舌触りが異なります。

日本酒由来の酵母を使用することで、丸みのある優しい味わいが生まれるんですよとご担当から伺いました。

実は日本酒由来の酵母の他に、エゾヤマザクラ由来の「とかちの酵母」や多くのチーズに使用される酵母、ジオトリカムも使用しているそうです。白カビですかと問われる方が多いのですが、チーズの表面に生えているのはこのジオトリカム酵母だそうです。三種の酵母が織り成す香りやフレーバーをお楽しみください!

入荷は3月14日です。『さくら』以外の新得農場の自慢のチーズも届きます。今年は「桜」の開花が先か、『さくら』の入荷が先か・・・・・・限定40個です。お早目のご予約を!