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春です!『チーズさくら』が届きます

桜の香りが広がる、やさしい味わいの『チーズさくら』がこの春も北海道の共働学舎新得農場から届きます。

初めて『チーズさくら』をご案内したのは2005年のことでした。毎年味わいや舌ざわりが微妙に違います。それを楽しみに毎年お求めくださるお客さまもたくさんいらっしゃいます。

余計なものは加えず自然の原材料のみで造っているから!

日本酒由来の酵母を使用することで、丸みのある優しい味わいが生まれるんですよと、ご担当から伺いました。

実は日本酒由来の酵母の他に、エゾヤマザクラ由来の「とかちの酵母」や多くのチーズに使用される酵母、ジオトリカムも使用しているそうです。白カビですかと問われる方が多いのですが、チーズの表面に生えているのはこのジオトリカム酵母だそうです。三種の酵母が織り成す香りやフレーバーをお楽しみください!

入荷は3月15日です。『さくら』以外の新得農場の自慢のチーズも届きます。今年は桜の開花が早そうなので、桜を愛でながら『さくら』をご賞味いただけるかちょっと不安・・・・限定40個です。お早目のご予約を!

約束のない手織り by空想庭園

会期:3月13日(水)~27日(水)

感性のままに自由に織る「さをり織り」が城みさをによって考案されてから半世紀あまり。

機械と人間の違いを考えよう、とパターン化されたものづくりを抜け出し、常識や既成概念から心を解き放って自由な発想でありのままに自分を表現する現代手織りとして多くの人々に愛されています。

見本もなければ、失敗もない。

すべてがオリジナルで世界でただ一つのオンリーワン。

「空想庭園の手織り」には障害や病気を抱えながら自分を表現するクリエーターたちの眩しいほどの感性が豊かに織り込まれています。

“原木椎茸”と”キクラゲ”~by福島

生産者は福島県いわき市のファーマーズハウスさわさんです。原木椎茸を育てる農家さんです。

お正月前には『椎茸の佃煮』を送ってもらっています。夏場は『夏野菜のピクルス』が定番でしたが、ここ数年は夏場の暑さで夏野菜の出来栄えが今一つということで、入荷していません。

今回はファーマーズハウスさわさんの本業(?!)『原木椎茸』と『キクラゲ』の乾物をご案内しています。

見た目はハッキリ言ってクチャクチャとしていて美人ではないですが、ご覧ください!水に戻すとプックリ肉厚の香り豊かな椎茸に!戻し汁もお出汁としてとっても重宝します。

ファーマーズサワさんも、2,012年から10年程、年一回開催していたた東日本応援の『美味楽市』以来のお付き合いです。

 

 

『パレスチナ・オリーブオイル』

今回入荷分は右の500ccのみです (画像はパレスチナ・オリーブ提供)

パレスチナのオーガニック・プロジェクト林のオリーブを現地の工場で低温圧搾した『オリーブオイル』です。

このオリーブオイルをフェアートレードで輸入、販売する団体「パレスチナ・オリーブ」から届きました。

生産地はパレスチナ北部ガリラヤ地方(現イスラエル領)で、有機栽培されたオリーブの実を現地の加工場で圧搾し瓶詰されています。今回ご案内するオリーブオイルは昨年 2023 年 4 月に日本に届いた品です。

オーガニック表記については日本の有機認証はありませんがイスラエル・アメリカ・ヨーロッパの有機認証済みです。日本での認証を受けるには手間も時間もお金もかかりとっていないそうです。(実はBEANS’Actの取り扱い品のなかにはよくある事例です)

痛ましい映像が毎日のように報道されるなか、パレスチナの人々が土と向き合い、どんな時でも営みを続けられていることに驚きました。5月には昨年収穫したオリーブを搾ったオイルが届く予定と聞いています。ただ、紅海封鎖のため喜望峰経由の遠周りになるため遅れることも予想されます。

オリーブオイルと合わせて『オリーブの塩漬け』も少しですが届いています、ご試食もございます。

『オリーブの塩漬け』も入荷しました!

パレスチナ・オリーブのサイトから

パレスチナから『オリーブオイル』と一緒に『オリーブの塩漬け』も少しですが届きました。

港の封鎖直前に出港できた船で日本に届いたそうです。

塩とレモンと唐辛子に漬込まれたオリーブの実は程よい酸味と塩味で、ほんのりと辛みと苦みがありオリーブ本来の味が楽しめます。来月の“おとり寄せ”の『チーズさくら』に添えていただいてもいいですね。

『オリーブの塩漬け』も『オリーブオイル』同様、日本の有機認証は取っていませんが、現地での有機認証済みです。

春を告げる“山菜”~福島・会津から~

毎年春に開催していた「東日本 美味楽市」は10年目で一区切りしましたが、繋がりのできた生産者さんに、旬の“美味しい”をお願いしています。

2月、春が待ち遠しい時期です。昔ながらの手法で手間を惜しまず、素材の風味を大切に製造する福島の会津物産さんに、春を告げる山菜の品々をお願いしました。

「ふきのとうみそ」「ふきのとうしょうゆ」「きゃらぶき」「花豆甘露煮」・・・味わってください!

自然栽培『伊予柑』完売!

愛媛松山の和泉農園さんから届いた伊予柑は3日で完売しました!

1個・2個とお求めくださった方が「懐かしい味だったので」「あまりに濃いい味わいで」「お友達にも差し上げたくて」とリピートくださる方も多く、あっという間でした。

お求めくださった方の中には「これなら安心してチョコレートピールが作れるわ!」と嬉しそうにお持ちになる方も・・・。手づくりがちょっと・・・という方にはActには特別なチョコがございます!

伊予柑の皮まで絞った100%ジュース『IYOKAN』はございます!こちらもどうぞ!

『モカ シダモ』の等級が変わりました

BEANS’Actの創業以来からの定番『モカ シダモ』の等級が「G-2」から「G-1」にグレードアップしました。嬉しい話題ですが、その背景は暗いです。

紅海周辺でのでイエメンの武装組織フーシ派の船舶への攻撃が激化し、航行が困難な状況になっていることはニュースなどでもお聞き及びと思いますが、その影響はコーヒー豆にも及んでいます。

エチオピアの豆は隣国ジブチの港から出港しますが、船積み予約がいまだできない状況が続いているようで、ニュークロップの輸入の目途が全く立っていません。

国内にある最上級の「G-1」は何とか入手できましたが、こちらもどこまでご案内できるか手持ちは厳しい状況です。そんな訳で、この度は価格据え置きで当面ご案内することにしました。

ちなみに、モカコーヒーのグレードは300g中の生豆に含まれる欠点豆の数で決められています。「G-1」から「G-8」まであり、輸出されているのは「G-5」以上とされています。「G-1」は欠点豆が0~3個、「G-2」は4~12個とされています。

モカが入ってこなくなると、ブレンドのいくつかも作れなくなります!それ以上に、コーヒーを栽培している小規模な生産者さんたちにとっては死活問題です。一日も早い解決を願っています。過激な攻撃を止めて、なぜ話し合いができないのか・・・