『森からの贈り物展』始まりました!

『森からの贈り物展』本日から開催です。

珈琲豆屋の店奥は木の香で包まれています。

衣替えに欠かせないクスノキ100%の防虫剤「樟脳」をはじめ、職人技の器やコーヒーカップ、天然木のカッティングボードやターナーなどのキッティングッズ、かわいい木のおもちゃやピンバッチなど・・・・

なかでも今年の注目はクスノキから水蒸気蒸留して抽出した天然100%の樟脳油『クスノキ  アロマオイル』です。シャープなメントール系とフレッシュな柑橘系を合わせたような清々しい香りにさまざまなパワーが秘められていることが分かりました。

今期最終便の『オレンジスライスジャム』入荷!

春の人気の品『オレンジスライスジャム』入荷しました!

2月、3月と入荷し、今月が最終便です。

入荷する都度に「これはジャムですか?」と初めてご覧になる方からご質問があります。皮まで美味しく食べられる輪切りのジャムです!

春は出会いと別れの季節。ちょっとしたご挨拶やプレゼントにもどうぞ!

レヌマタ~東ティモールからマイクロロットの豆~

東ティモールは長い苦難と混乱の末、21世紀最初の独立国になた若い国です。人口130万人ほどの小さな島国。地図に示す赤いエリアが国土です。

もともとコーヒーの栽培はおこなわれていましたが、不安定な政治情勢のなか輸出はされていませんでした。近年、良質なコーヒー産地として知られるようになりました。

最初は、トラック1台分の出荷から始まり、現在では、年間10コンテナ(180トン)にも及ぶ高品質コーヒーが産出されるようになりました。量だけでなく、品質をもっと上げるため、日本やインドネシアの専門家を招聘したり、農家さんへの指導、トレーニング、資材提供が継続的に行われています。

そんな中のひとつ、10世帯ほどの小さなレヌマタ村からの豆をご案内します。農薬も化学肥料も使わず栽培する珈琲豆で、JAS有機認証を受けています。昨年末に入荷したニュークロップ。

最近耳にすることが多くなった「マイクロロット」ですが、同じ農地区画、同一品種の豆を同じ日に収穫し、同じ方法で精製されたものが条件とされています。少量でも高品質な豆をつくりたい生産者の想いがつまった豆です。この機会に是非味わってください。

『東日本 美味楽市』閉幕ですが・・・

店奥“すぺーす”で、2週間にわたって『東日本 美味楽市』を催しましたが、まだまだ東日本の“美味しい”品々がございます。

店頭にて継続販売します。お買い忘れの方、あの味をもう一度と言う方、まだ間に合います!

そして!『美味楽市』の期間中に製造が間に合わなかった人気の品、無農薬のササニシキで作った『おこげ煎餅』が4月早々には届きます。

 

 

『想いやり生乳』4月・5月はお休み!

『想いやり生乳』は北海道中札内の“想いやりファーム”さんから、毎週金曜日に届く日本で唯一の無殺菌の生の乳です。

ファームでは乳牛たちを「彼女たち」と呼んでいます。そんな彼女たちの出産シーズンが近づき、乳量が徐々に少なくなってきたため、4月から5月末くらいまで生乳が届きません。

ファームでは彼女たちを自然な環境で育てているので、出産が春に集中するそうです。「乳牛をいつでもお乳が出せるようにしてしまったのは人間です」と想いやりファームさんから教えられてビックリしましたが、その時、ビックリした自分自身に驚かされたことを思い出します。

思えば、食べたいものがいつでもあることが変・・ですね。いろんなものの”旬”がなくなりました。私自身、口にするものが自然からの賜りものだと実感できるようになったのは『生乳』をはじめ、店で扱う品々と生産者さんのおかげです。

彼女たちが元気な赤ちゃんを産んで、また『生乳』を分けてくれる日を楽しみにお待ちください!

『チーズさくら』完売ですが・・・その他のチーズございます

桜の花の開花とともに届いた『チーズさくら』は完売しましたが、その他の新得農場自慢のチーズたちも残り少なくなっていますがございます。

『チーズさくら』をさらに熟成させた『さくらのアフィネ』は残りわずか!

小さな丸いチーズにミルクの旨味がギュッとつまった『プチプレジール』

ミルキーな香りと優しい口あたりで朝食のお供にぴったりな『ミンタル』

加熱すると香りと旨味がさらに増す『ラクレット』などいくつかの種類のチーズはまだございます。

 

 

桜と一緒に『チーズさくら』入荷!

北海道の共働学舎新得農場から『チーズさくら』と農場自慢のチーズ各種が届きました。

『チーズさくら』は限定30個を更に追加しましたが、残りわずかになっています。どうぞお早めに!

その他のチーズは各種タップリ届いています。

店奥では東日本~福島・宮城・岩手~の美味しい市『東日本 美味楽市』も開催中です!

千川通の桜もこの週末が見頃になりそうなくらい咲き始めました。お散歩がてらご来店ください!

番外!”最北の椿油”by宮城

珈琲豆屋には似つかわしくない逸品のご紹介です。

『東日本 美味楽市』がきっかけで出会った椿屋本舗さんは宮城県の気仙沼大島でヤブ椿を栽培し、『純つばき油』の生産を震災以降、本格的に始められました。出荷をされるようになったころからのお付き合いです。

気仙沼大島はヤブ椿の咲く最北に位置するそうです。私自身、日常的に椿油を使っていましたが、手に数滴落とし塗り伸ばしたときの浸透力と、ベタ付きの少なさにビックリしました。

『市』でのご案内でファンも増え、ここ10年、豆屋の定番商品になっています。改めてご案内するのは、仕様が変わりました。

30mlのポンプ式の瓶入りと、100mlのUVカット仕様の詰替えが登場!ポンプ式は液だれしなくて使い勝手がとてもいいです。詰替え用は1年以上の長期保存ができるお買得価格!

なじみのない方は何に使うの?と思われるかもしれませんが、椿油はツバキの種子から抽出した植物油で、江戸時代から使われています。髪や肌をなめらかにしたり保湿したりする効果が期待できます。アトピー性皮膚炎の方もご利用いただけます。

椿油の効果は、主成分のオレイン酸によるもので、オレイン酸は、人の皮脂にも含まれている成分なので、肌になじみやすいという事ですね。

肌への刺激が少ないので、髪や頭皮だけではなく顔や全身に塗れることがメリット!使ったことのない方は是非一度お試しください。

 

”おらほのいちごジャム”by宮城

宮城県の方言で「おらほ=私たちの」と言う意味だそうです。

亘理はご存知の通り、東北一のいちご生産量を誇り、全国でも有数のいちごの産地です。

津波で壊滅的な被害を受けましたが、苺農家さんたちが協力し合い和苺を立ち上げハウスを再建しました。苺の出荷だけだけでなく、6次化産業として品種別のいちごジャムなどの出荷をされるようになりました。そんなころに食品フェアで出会いお付き合いが始まりました。

今回4種のジャムをご案内しています。左から、酸味がありすっきりとした甘みの「赤い妖精」、糖度が高くほど良い酸味の「もういっこ」、糖度と酸味のバランスがいい「とちおとめ」、酸味・糖度共に高い「よつぼし」です。どうぞ、味比べしてください!

 

“山ぶどう原液”by宮城

大正7年から宮城県山元町の特産品として愛され続けている田所食品さんの山ぶどうのジュース。初めて口にしたときの驚きを今も覚えています。今まで飲んでいたぶどうジュースは何だったの!と言う感じでした。

それもそのはず、貴重な山ぶどう液を2年から3年貯蔵して熟成させたものだったのです。

東北地方の方々にとっては山ぶどうのジュースは滋養強壮剤として、また産前産後のお母さんの栄養ドリンクとして珍重されてきたと聞きました。

10年前、工場も畑も壊滅状態でしたが、残された原液の樽に力をもらい製造を再開された頃、食品フェアで出会いました。

ちょっとしんどい時、”山ぶどう原液”と田所食品さんの“エネルギー”でパワーを注入してください!