びわの種の甘露煮

「びわの種」の甘露煮?!食べられるのかしらとお思いの方、ご試食下さい!ちょっと、いえ・・・とっても意外な美味しさに驚かれると思います。imgphoto[1]

作っているのは長崎で江戸時代から食品卸を営む入来屋さん。老舗の職人さんたちが工夫を重ね、とっても固くて、とっても苦い「びわの種」を甘露煮に仕上げました。

びわは古くから捨てるところがないと言われる果物。私自身、びわの葉の焼酎漬けは万能のエキスとして重宝しています。虫刺され・歯痛・火傷・のどの痛み・・・と日常で使っていますが、さすがにあの固い種は・・と思っていましたが、びわの効用をご存知のお客さまも多く、先月の入荷から、ジワジワと人気を集めています。

その秘密は・・・老化や体の不調の素とされる過酸化脂質は生きている(息をしている)限り防ぎようがないのですが、ポリフェノールには体の酸化を防ぐ働きがあります。びわの種はこのポリフェノール値が高く、体の酸化を抑えてくれるということです。

また、甘味料は血糖値の上昇を抑える効果が期待され、注目を浴びている希少糖が使われていることも人気の一因かもしれません。

ちょっと不思議な商品を扱うようになったのは、昨年の食品フェアで試食した時「珈琲豆も種なんですよ、同じですね」とお話ししたことでした。入来屋さんが覚えていてくださって、お電話をいただいたのがきっかけです。珈琲同様に美味しい種を是非ご試食下さい!