秋の夜長に心置きなく珈琲をお楽しみください。“カフェインの抜けた珈琲なんて!”と仰るあなたにこそ飲んで頂きたい!
身近になったデカフェですが、その美味しさを実感されていない方も多いようです。当店では鮮度保持の意味から300gからのご予約制で、ご注文の都度焙煎しています。10月は「今月の豆」として、いつでも一割増量でお求めいただけるよう週2回焙煎して常設します。
脱カフェインの方法は20世紀の初めに開発され、いくつかありますが、当店では安全性と香味の観点からドイツで開発された「液体二酸化炭素抽出法(*印参照)」で処理されたデカフェをご案内しています。
ところで、カフェインと言えば珈琲(60mg/100ml)が筆頭に上がますが右をご覧ください。以外な物にカフェインは含まれています。また、エナジードリンクは種類によって含有率が大きく異なりますので注意です。
*「液体二酸化炭素抽出法」生豆をクリーニングしてから脱カフェインレス処理を開始します。水蒸気にて水分を含ませ約2倍に膨張させた生豆を、液体CO2(二酸化炭素)につけ、気圧65~70バール、温度20~25℃にし、カフェインを溶かしだして除去します。低圧に保たれた真空ポンプによって生豆の水分を吸いだし、約10%の水分値を目安に乾燥させます。すると、カフェイン残存率0.1%以下のカフェインレスのコーヒー生豆が完成します。(不思議ですね・・・)