ブラジル セラード

img01[1]“未開の地”を意味する“セラード”を冠する珈琲豆です。その所以は、かつてこの広大なエリアが、人を寄せ付けない不毛の大地だったことを意味しています。

その開発に日本が大きく関わっていたことはあまり知られていませんが、1970年代に時の首相田中角栄がセラードの開発支援を表明したことにさかのぼります。1979年にブラジル政府・日本のJICAと民間企業による農地製造事業がスタートし、20年ほどの歳月を経て不毛の大地は南半球最大の一大穀倉地帯として生まれ変わりました。そして“セラードコーヒー”の生産地としても世界に知られるようになりました。

珈琲豆は山岳地帯の斜面での栽培が一般的ですが、セラードでは標高1000mほどの高原地帯で陽射しが均一に当たり、育成にブレが出ないことから、均質な珈琲豆を安定して確保できるという利点があります。そして、何よりも雨季と乾季のメリハリのある気候は良質な豆の生育に貢献しています。

ご案内の豆はセラードの中でもその代表格の「手摘み完熟豆」です。焙煎はハイローストよりちょっと深めのシティローストに仕上げています。チョコレートフレーバーを思わせる香りと、キレのいい後口が特徴。いつもより少し湯温を落ち着かせ、いつもよりゆっくりドリップいただくと、甘味を感じていただけると思います。お試しください!

 

 

 

 

岩手からフルーツ感満載の『飲むゼリー』

遠野からの極旨ジュースは随分前からのActの定番ですが、この度、果汁が90%以上と言う『飲むゼリー』3種を新商品として登場!

『りんご』は果汁99%!岩手のりんごのうち、甘みの強い数品種を独自にブレンして、甘くまろやかでこくのある味に仕上がっています。ジュースをそのままゼリーにした感じです。

『山ぶどう』は果汁98%!東北では滋養強壮効果があるということで、昔から親しまれてきた山ぶどうに、より果物の甘みを引き出せるよう、りんごジュースが配合されて、口当たりがやわらかです。

『りんごとキウイ』は果汁96%!村の民家の軒先になっているキウイを集め、キウイの甘みを引き出せるよう、りんごジュースが配合されているのでキウイ臭さよりも旨味が増しています。

生産者の宮守川上流組合のある宮守川は8割が山林や原野で、大半が小規模農家というエリアです。

高齢化も進むなか、30年以上前から地域ぐるみで「一集落一農場」を掲げて組合を結成したそうです。今では地域の約半分の農地を引き受け、米や野菜を栽培し、ジャムやジュースなどの商品開発・製造、組合直営の「サンQふる郷市場」での直販を手掛けています。

今後はこれまでの経験=「上流式DNA」を広めていく取組も計画中とのこと。農業の衰退、食糧自給率の低下などが叫ばれるなか、綺羅星のような組合です。

やぎ乳製品が京都から届きました!

京都のるり渓やぎ農園から『やぎミルク』やシェーブルチーズなど、やぎさんの乳製品が届きました!

春に生まれた子ヤギちゃんたちが飲むミルクを分けてもらうので、春から秋の限定品です。

フレッシュな優しい甘みの『やぎミルク』、洗双糖で控えめな甘さをプラスした『ヨーグルト ドリンク』は飲みきりサイズの150mlの小さなボトルもございます。“怖がらずに!”お試しください。

やぎさんのチーズは日本ではまだまだ身近ではないようですが、チーズの本場フランスでは消費量の25%がやぎチーズだそうです。農場の搾りたてのフレッシュなやぎミルクと塩だけで造ったシェーブルチーズ『フェルミエ』やクリームのようななめらか食感の『フロマージュフレ』をこの機会にお召し上がり下さい!

9月頃まで月に1度、京都から届けてもらいます。チーズは入荷量が限られています。ご予約をお勧めします。

 

想いやり生乳 お休みについて 

logo[1]毎週金曜日に欠かさず届く『生乳』ですが、5月は入荷がありません。

自然のままに手を加えない無殺菌の生の乳を出荷する想いやりファームさんでは、彼女たち(ファームでは牛さんたちをそう呼びます)を自然に還す飼育を実践しています。そのため、春に出産のピークを迎えます。

出産後のおっぱいは赤ちゃんの免疫力をつけるために濃厚な成分になっているそうです。所謂「初乳」と言うものですね。そのために、残念ながら商品としての『生乳』にはなりません。

その後、数日間は出荷できない決まりになっていて、検査をしたうえでようやく商品として出荷できるそうです。したがって、彼女たちの出産前後は乳量は極端に少なくなり、ファームから「ごめんなさい」と知らせが届きます。

思えば、食べたいものがいつでもあることが「変」ですね。いろんなものの”旬”がなくなりました。私自身、口にするものが自然からの“賜りもの”だと実感できるようになったのは『生乳』をはじめ、店で扱う品々と生産者さんのおかげです。

お母さんたちが無事に出産を終えて、また生乳を分けもらえるまで少しお待ちください。5月下旬か6月初旬頃になる予定です。

『ケニア紅茶』の残留農薬は今年も「0」

創業の頃から珈琲豆と変わらず愛され続けている『ケニア紅茶』は、日本ケニア交友会から届くActで唯一の海外産直品です。

本社はケニアの首都ナイロビにあり、代表は日本人の丸川氏です。東京支社の代表である富塚さんはかなり古くからのお客さまですが、10年ほど前から東京支社の代表に就任されました。

年に数回ケニアはケニアを訪れる富塚さんは、折々にケニアの生産者さんの様子や、今回の「残留農薬分析結果報告書」などを届けてくださいます。

200項目にわたる農薬「不検出」という一覧が毎年この時期に届くのですが、巷にあふれるオーガニック・無農薬・有機栽培・・・・と言う文言より、確かな安心感を覚えます。そして、何より30年以上にわたって、5000軒にも及ぶ小さな農家さんと一緒に安全な紅茶づくりに取り組まれていることに頭が下がる思いを新たにします。

森からの贈り物展 本日から!

春本番!珈琲の香りと木の香りに包まれてください。

本日から4月恒例の『森からの贈り物展』開催です!宮崎からのいつもの天然樟脳やクスノキ由来のアロマオイル、そして、今年は愛媛松山から伊予柑のアロマオイル。日本の木のグッズも盛りだくさんです!

木のグッズは玩具に加えて、カトラリーなどのキッチングッズや箸箱など、手づくりのぬくもりと木の香りが心を癒してくれます。そして、ECOライフにも一役買ってくれそうな品々です。

 

お待たせしました!マカダミアナッツ

昨年春に好評いただいたマカダミアナッツ2種『ハニー味』と『ソルト味』入荷しました。

実はこのナッツ、ケニア紅茶の東京支社の代表がお土産でくださったことがあり、あまりのおいしさに探していました。(お土産はもっと大袋でしたが・・・・)

味の濃いクリーミーで香ばしいマカダミアナッツを地元の蜂蜜でコーティングした『ハニー味』は、カリっと香ばしくやさしい甘さが後を引きます!!

『ソルト味』はノンオイルローストタイプのマカダミアナッツにお塩を少々。ビールとよく合います。 もちろん珈琲にも!

栽培地はケニア山付近の高地。標高1700Mもあり害虫が少ないため農薬は使っていません。火山質の栄養豊かな土地、大自然が生み出すキレイな空気、動物系の有機肥料や腐葉土を使て、丈夫でスクスク育ったマカダミアナッツです。是非ご賞味ください!