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ドイパンコン~ハニー~ 

収穫直後のコーヒーチェリー

タイ産コーヒーの歴史は古く、1970年代初頭に、当時の国王ラーマ9世が、麻薬の原料となるケシ栽培に代わるものとしてコーヒーや果物の栽培を推奨したことに始まります。

タイ北部に位置するドイパンコンでは40年ほど前から栽培が始まりました。

このエリアはアカ族やムーサールマン族といった少数民族が暮らす場所で彼ら自身も土器で直火焙煎をし、スモーキーな味わい深い珈琲を飲む習慣があるそうです。

ミシュレージ(内皮)を残して乾燥中の豆

生産者の代表の青年はかつてイギリスに留学していた時、一度も本当に美味しいタイコーヒーに出逢えなかったそうです。だから自分がつくりたいと、スペシャルティコーヒーのマーケットに挑戦し、品質向上に取り組んでいます。

今回ご案内のドイパンコンの精製方法は「ハニー」です。ハニー製法は水を使わず果肉を取り除き、ミュシレージ(豆の周りの粘液)をあえて多めに残して乾燥させています。豆の甘みをより感じて頂ける珈琲に仕上がっています。

その甘みたっぷりの豆を優しい焙煎で仕上げ、優しい甘味や、丸く爽やかな酸味を楽しんで頂ければと思います。口当たりもシロップのような印象に仕上がっているはずですが・・・お試しください!

夏休みのご案内

8月、夏休みをいただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

<<夏期休業期間>>8月11日(金)~8月15日(火)

世界で一枚だけの刺しゅう展

8月17日(木)~31日(木)

タイ北部の少数民族ヤオ族にとって、古来から「刺繍糸」は現世と魂の世界を結びつけ、意思を伝達させることができると考えられてきました。

口伝で伝承される刺しゅうの模様は、世界で唯一無二の手仕事。

そんな貴重な刺繍の布や、布をアレンジした生活雑貨等が豆屋の店奥に届きます。是非ご覧になってください。

   主催:ムートームー 

皮ごと絞った『伊予柑ジュース』

愛媛県 松山で祖父母が開墾した農地を引き継ぎ無農薬・無化学肥料で伊予柑や野菜を育てる和泉さん。まだ20代の彼は農学部の学生時代からコツコツ自然栽培に取り組んでいたそうです。

和泉農園では3年ほど前から伊予柑の加工品、皮ごと絞った大人のジュース『IYOKAN』を地元、松山で販売できるようになったそうです。そんな超レアで貴重なストレートジュースをこの度、BEANS’Actでご案内することになりました。

香りも味も濃いいです!でも、ストレートで飲みつけると癖になりそうな美味しさ。味わい方はいろいろ!炭酸やトニックウオーターで割れば夏にピッタリな爽快なドリンクに!ミルクで割ればドリンクヨーグルトのような優しい飲み口に、個人的にはオリーブオイルに少量入れてドレッシングにしています。カルパッチョなんかにも合いそうですね。かき氷にシロップと一緒にかけたら美味しいでしょうね・・・・ドリンクとして、シロップとして、調味料として工夫次第でいろいろにお使いいただける優れものです。

サンプルを送ってくださったのが1か月以上前ですが、さすが自然栽培の伊予柑!風味の変化は感じられません。ただし、開封後は2週間ほどでお飲みくださいと和泉さんからはご指摘いただきました。店ではあくまで「実験」の意味で保存しています。悪しからず!

この夏のお助けの一品に!

宮城県のレトルト食品専門メーカーさんからこだわりの夏限定のレトルト5種~パスタソースとポタージュスープ~が届きました!

何がこだわりかというと、100%自社生産、しかもおいしさを追求した結果、化学調味料や着色料、そして香料も一切使っていないというレトルトです。

仕入れる前に、八丈島レモンつながりで「冷製 八丈フルーツレモンのパスタソース」を味見しましたが、爽やかなレモンの風味がしっかりした納得のお味でした。

パスタソースは冷製の「八丈フルーツレモン」と「フルーツトマト」、冷製ポタージュスープは「えんどう豆」「かぼちゃ」「トマト」の3種です。

食べるのも、火を使ってお料理するのもおっくうになりがちなこの夏。お助けの一品として、朝食やランチにご利用ください。

上野長一さんからのお便りvol.2

上野長一さんは30年近く前から無農薬栽培に取り組み、今では自然栽培(農薬も肥料も使わない農業)に取り組む稲作農家。BEANS’Actには『いろいろ米』が10月下旬に、『コシヒカリ』の白米と玄米はご予約制で毎月精米したてが届きます。そんな上野長一さんからの定期便にお便りが入っています。

「いつも、いつも、ありがとうございます」で始まるお便りには都会に住んでいると経験できないことや、想いが詰まっています。一部抜粋でご案内します。

今日は38℃以上になるとか。本当に暑くなってきましたね。今、その辺の草刈り、垣根を切ったりしています。垣根切りの時は当たり前にハチと遭遇するのに、暑いためなのか、(周辺で散布する)農薬なのか、今年は一回もない。また、軒下に巣をつくるのも見かけないのでビックリしてます。

もちろん田んぼ、川の魚たちもほとんどいなくなりました。昔(15~16年前)、ドジョウ調査をしたときはしかけに一晩に100匹も入ったのですが、今は1~2匹なのです。それを気付く人間がいないのがまた悲しいです。

この暑さは人の生活の仕方が、より暑くしているようですね。そして、今年もまた大雨が各地で、お見舞い申し上げます。この地球どこへ行くのかな?

思い返せば18年ほど前に長一さんのお宅に伺ったとき、大きな庭にある古いバスタブの中にドジョウがいっぱいいました。「食うかい?」と言われて「イエイエ」と言葉を交わしたことを覚えています。無農薬の田んぼにはドジョウ、タニシ、イトトンボなどいろんな生き物が元気に生きていることに感激したのですが・・・・・

 

 

新得農場からチーズが届きました

お待たせしました。北海道の共働学舎 新得農場から夏のチーズ『シントコ』をはじめ農場自慢のチーズが届きました。

春のチーズが即完売したので、夏のチーズはたくさん手配しました。食欲が落ちる時期ですが、北の大地の栄養を凝縮したチーズで良質なタンパク質を摂ってください!疲労回復に役立つビタミンB2も豊富です!