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おりがみcafe vol.32

日時:9月7日(月)10:30~12:00

参加費:500円(材料費込)

9月のお題/ペガサス
9月のお題/ペガサス

初心者から折紙愛好家まで参加OKです。今月のお題は『ペガサス』ですが・・・初心者の方には、羽をなくして『馬』に挑戦していただきます。

ウマくいけばペガサスに変身できるかも!?

お申込みはメールかお電話03-3557-1041で。当日参加、見学もOKです。

 

 

トラジャ カロシ ハイロースト

当店の定番銘柄の『トラジャ』は、インドネシア のスラウェシ島の『トラジャ カロシ』と言うアラビカ種の珈琲豆です。フルシティで焙煎することでパンチのある苦味の珈琲として開業当時からの人気の豆。今月は2段階焙煎レベルを下げて“ハイロースト”で焙煎しました。ほんのり甘味を感じる珈琲に仕上がっています。MAP

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トラジャ族の伝統家屋「トンコナン ハウス」
インドネシアは世界第3位の珈琲豆の生産量を誇りますが、その大部分は、缶コーヒーやインスタントに使われるロブスタ種の豆です。その意味でもアラビカ種の『トラジャ』は希少な豆です。

トラジャカロシはその昔、オランダ領だった頃にヨーロッパの貴族たちに珍重されましたが、第一次大戦後にオランダが撤退し、幻の珈琲となっていました。復活させたのは日本人。よくご存知のキーコーヒーの前進 木村コーヒー店が荒廃していた農園を1970年代に、トラジャ族の人々と復活させた歴史があります。ちなみにトアルコトラジャは品種名ではなく、商品名です。

今回は軽やかな珈琲が見直される中で、ハローストにまで焙煎レベルを下げてご案内しようと思いました。軽い飲み口とは言いにくいですが、豆の持つ力強さは残しつつ後味の甘味がいい感じです。トラジャの苦手な方もこの機会にお試しください。トラジャファンの方は是非とも飲み比べて見てください。

岩手から『桑茶』の新茶届きました

kodawari_10[1]盛岡から新葉を加工した『桑茶パウダー』が届きました。糖質の吸収を抑えたい方には特にお薦めしたい品です。馴染みのない方には「試供品」も一緒に届きましたのでまずはお口に合うかお試しください。

東北応援の“美味楽市”でご案内して早や3年になりますが、不kuwa溶性の食物繊維が豊富で、腸壁が刺激されお通じに効くということで、年配の方ばかりでなく若い女性にも評判です。

桑の葉の新たな活用に向けて20年ほど前から研究している先生がおられます。国立岩手大学の農学部の鈴木幸一教授(現 名誉教授)です。生産者の社会福祉法人 盛岡アビリティセンターでは先生の指導も受けながら、震災後に製品化し、現在では自前の桑園の桑葉だけでなく、盛岡近郊で収穫される桑葉で加工をしています。

ちなみに、中国では桑の葉を陰干ししたものを「神仙茶」と呼び、咳止めや、血流の改善、滋養強壮に効果があるとして、古くから愛飲されてきました。「茶は養生の仙薬なり、延齢の妙術なり」と臨済宗開祖、栄西は言っています。栄西は、桑の葉のお茶を、長寿の薬として普及に努め、糖尿病の治療薬としても、広く使われたと伝えられています。古くは生薬としても利用されてきたように、桑の葉にはあらゆる機能性が存在するのだとと言います。そしてその言い伝えが、最近の研究によって明らかにされているそうです。

 

 

 

 

今月のお薦め豆の不思議・・・

今月のお薦め『スペシャルアイスバッグ』はお試しいただいたでしょうか?「アイスバッグ」でお求めの方より、豆のまま、あるいは粉にしてお求めの方の方が多いようです。珈琲豆屋としては、暑くてもドリップして下さるお客さまが多いことに感激しています。

個人的にもドリップする方が好みなのですが、夏休み明けにこの『スペシャルアイス』をドリップ用の「中挽き」にして、ホットコーヒーを淹れてみました。パンチのあるトラジャに負けないしっかりした苦味ですが、意外にも後口はスッキリしています。

ところが・・・ドリップアイス用に「細挽き」にしてアイスコーヒーを淹れてみると、アラッ不思議!スッキリした飲み口なのに、後口は珈琲のコクを感じる濃厚な味わいでした。

同じ豆でも挽き方、抽出の仕方で味わいが異なりますが、これほど真逆なのは初体験。ビックリでした。ご興味ある方はぜひ一度お試しください!

 

ママ工房 白桃シロップ漬

フルーツ王国、山梨の笛吹市から2年ぶりの登場です。白桃の旬の美味しさをそのまま瓶詰。果樹園を営む小川さんが自宅敷地内に小さな工房を付設し、手塩にかけた白桃を添加物なしで丁寧に手づくりしています。

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いちのみやママ工房 代表の小川苗美さん

缶詰とどう違うの?と問われると困るのですが・・・食べていただけばわかります!としか言えないのが悔しいです。ただ、2年ばかりお休みしている間に、何人ものお客さまから「あれはもうこないの?」とリクエストをいただきました。

今年も大雨、大風、竜巻と北関東は大変な被害があり、たくさんの桃が落ちたそうです。そんな中なので入荷は限定30個です。

『白桃シロップ漬』は2種類。ちょっと歯ごたえのある「適熟」と、樹上でmomo柔らかくなった「完熟」です。これも、果樹園と工房が一緒だからこそできる技ですね。

尚、桃ファンにはたまらない『桃のストレートジュース』や『白桃ジャム』『黄桃ジャム』なども一緒に入荷する予定です。お楽しみに!

入荷予定は9月23日ごろです。

『白桃シロップ漬』はご予約をお願いします。

募金のご協力ありがとうございました!

ネパール地震女性支援 の募金へご協力をいただき、ありがとうございました。7月27日に10、877円をAWEPさんへ送金しました。

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AWEPさんでは緊急支援の募金活動は7月31日で終了し、今後は復興支援として「女性へのエンパワメント活動」へ移行しました。ネパールの女性たちが作った「オーガニックコットンのTシャツ」と「肩掛けバッグ」をチャリティーグッズとして販売中です。

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Tシャツにあしらわれた織りの布

8月開催の店奥の『魅惑の布 バティック展』ではインドネシアの品々と合わせて販売中です。チャリティーグッズは製品代金のうち30%は生産者へ、30%は被災地での女性支援と人身売買防止活動に充当されます。引き続きよろしくお願いいたします。

宮城・丸森から“耕野のはちみつ”入荷!

石塚養蜂園から新蜜が届きました!大瓶(1.2Kg)は今年も締め切りを待たずに完売しましたが、本日、中瓶・小瓶・孫瓶も入荷しました。さて、今年の味わいは・・・・

『アカシア』:糖度はこれまでで一番かも、でも切れ味のよさはいつも通りimage[4]

『とち』:とってもやわらか、でもコクのある甘味です

『百花』:ドッシリとした甘さなのに後口はスッキリ

ご試食ご用意しています。ご自身の舌で甘さの違いを是非とも確認してください。

DSC_0040s[1]今年は石塚養蜂園に、こんな新商品が誕生しました。その名も『電球はちみつ』 中味は「とちのはちみつ」です。帰省のお土産や、ちょっとしたプレゼントにいかがでしょう?

スペシャルアイスバッグ

水に入れておくだけでアイスコーヒーに仕上がる「アイスバッグ」は、最近はお手軽にご購入いただける品になりました。でも! Actがご案内する「アイスバッグ」は一味違います。

その① 豆のコンディションを見極めてパッキング・・・焙煎したての珈琲豆は炭酸ガスを含んでいて、焙煎直後は頼りない味わい。本来の旨味はガス抜き(エイジング)をすることで醸しだされます。ガス抜きは焙煎のレベルや、気象条件などによっても異なりますが、1~3日位は必要です。

その② ご注文の都度、粉にしてパッキング・・・珈琲豆は香りが命!美味しさを逃さないためにはお待たせすることもありますが、ご容赦ください。

その③ 力強いい味わいの「ニューギニア」と、優しい味わいの「ボリビア」の豆。それぞれの持ち味を損なわないギリギリのところまで焙煎しアイスコーヒー用に仕上げました。すっきりした飲み口ですが、後口は濃厚です。

アイスバッグ投入2時間後
アイスバッグ投入2時間後
アイスバッグ投入4時間後
アイスバッグ投入4時間後

<<<作り方>>>は簡単! 1ℓ の水が入る蓋付きの容器にアイスバッグと水を入れて、8時間冷蔵庫に置くだけです。室温で5時間ほどおいて冷蔵庫に移し、さらに3時間ほど置くと濃いめのアイスコーヒーが楽しめます。

濃さはお好みです。2日くらいアイスバッグを容器に入れたままと言う方もいらっしゃいます。味を確認しながら、お好みの濃さに調整してみてください。3~4日位は味の変化を楽しみながら飲んでいただけますが、水で抽出したコーヒーです。お早めにお召し上がりください!

尚、水は水道水で大丈夫です。ミネラルウオーターをご使用の場合は硬水ではなく、軟水をお選び下さい。

 

 

アジアの魅惑の布 バティック展 Vol.2

会期:8月6日(木)~30日(日)・・・夏休み期間(8/14~8/18)はお休みです

インドネシアの伝統的な染色技術「バティック」の品々を中心に、アジアの女性たちの手づくりに品が、神戸を拠点とするNGO AWEP(アジア女性自立プロジェクト)さんから届きました。

p_kptb_05[1]バティックはインドネシアの中でも、ジャワ島の伝統工芸として有名ですが、近年では工場で大量生産される画一的なプリント生地が多く販売されるようになりました。結果、バティックに従事する人が減り、工場での単純作業や出稼ぎを選択する人が増えています。今回届いた品々は、バティックの技術と文化を守りながら、職人の生活を安定させるために活動を続けている 生産者団体KPTBからの品が中心です。

バティックには手描きのみの「バティック・トゥリス」、木製や鉄製のスタンプを使用する「バティック・チャップ」、その両方を組み合わせた「バティック・コンビナシ」の3つ種類があるそうです。展示品の一つ一つがどの技法の染色か、じっくりご覧いただくのも楽しいかもしれません。

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展示中の技法が異なる3枚のバティック布

バティック生地のほか、クロスやブラウス、バッグ、ショール、バティック柄をあしらった楽器などのほか、製作に使用されている鉄製のスタンプや、ロウ付けするときに使われる道具「チャンティン」の実物、ロウ付けした布なども展示中です。

 

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製作に使っている鉄製スタンプやロウつけ用道具「チャンティン」の実物も展示中です

夏です!甘酒ドリンクをどうぞ・・・

エッ!と思われるかもしれませんが、俳句の世界では「甘酒」は夏の季語。江戸時代「甘酒~え、甘酒~」と、町中で引き売り屋の声が聞こえると、夏がやってきたな~と感じる「夏の風物詩」だったとか。

実はコレとても理に適っています。甘酒にほブドウ糖とビタミンB群、それにアミノ酸が豊富。まさしく「飲む点滴」です。昔の人は偉い!天然の栄養ドリンクを飲んで、夏を乗り切っていたんですね。

新入荷の『ちほまろ』は甘酒に乳酸菌をプラスした現代版「自然のエナジードリンク」。無添加・無加糖はもちろんですが、「神話の郷」として名高い宮崎県・高千穂の秋元神社を水源とする湧水で製造しています。

「プレーン」「玄米」「へべす」の3種類。img_1402465545_9_l[1]

「プレーン」は豆乳と合わせても美味しいですよ!「玄米」は食物繊維は白米の2倍!“プチ断食”にもお薦めです。「へべす」は柑橘類の一種で江戸時代に平兵衛さんが栽培していたのが広がり「へべす」と呼ばれるようになったそうです。爽やかな酸味がスッキリした後味です。