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値上げのお知らせとお願い

大変心苦しいですが4月から珈琲豆の値上げをお願いすることになりました。

2022年来の歴史的な円安の影響も大きく、世界的なコンテナ不足などによる輸送費の高騰などの影響もうけ、生豆の高騰は続いています。

加えて、包装材や輸送コスト、光熱費など様々な基本コストもこの数年増すばかりでやむを得ぬ判断となりました。

紛争の影響からエチオピアからの生豆がジブチ港からの出港許可がおりないなど、珈琲を取り巻く環境は厳しいものがありますが、生豆の質を落とさず、変わらぬ風味をお届けしたいと思っています。事情お察しいただき、これからも変わらぬご愛飲をよろしくお願いいたします。

値上げは銘柄によって差はありますが一割前後になります。詳細はコチラからご覧ください。

バラホナ~ドミニカ共和国~

カリブ海のドミニカ共和国から、カカオのような甘みを感じる珈琲が届きました。しかも!希少な「ティピカ種」の原種です。味わってみてください。

普段、私たちが飲んでいる(アラビカ種の)コーヒーのなかで最も歴史が古い品種が「ティピカ種」です。

ただ・・・この品種は病害虫に弱くハイブリッド種(異なる種を交配してつくる品種)への置き換えが急速に進んでいるため野生のままの「ティピカ種」は大変希少です。

『バラホナ』は野生種が残るエリアで栽培された豆です。

2022年から国家主導で植樹に取組み100万本以上のティピカ種の木が植えられる予定だそうです。雇用創出にもつながる壮大な計画が実を結ぶのはまだ先のようですが、まずはティピカ種を守り育てる山間部から届いた豆を飲みながら、かの地に想いを馳せてください。

 

森からの贈りもの展Vol.13

会期:4月11日(木)~25日(木)

衣替えのシーズンの恒例になりました。クスノキ100%由来の樟脳(防虫剤)や、森の恵みから生まれた品々。練馬から日本の森を覗いてください。

3つの団体から「木」にまつわる品々を届けてもらいます。

えこのはさんは宮崎県産のクスノキを中心に、森の恵みから人に寄り添う生活雑貨を送り出しています。天然の“樟脳”は、ウットリする香り。しかも、合成の防虫剤とは違って衣類に香りがいつまでも残ることはありません。そして、天然の樟脳はあくまでも“虫除け” 虫を殺さず、大切な衣類から虫を遠ざけてくれます。

 木づかいショップさんは素敵な木づかい製品を世に送り出すことで日本の森林の再生に取り組む一般社団法人です。おしゃれな木工品や職人技の品々が届きます。

ひのき工房さんは20年前から国産の木を使って、かわいくて、使い勝手のよい木工製品を手づくりする八王子の福祉施設です。

一押しは何といっても 宮崎県産のクスノキを水蒸気蒸留して抽出した100%天然のオイル『クスノキ エッセンシャルオイル』です。抗菌効果だけでなく、抗ウイルス効果も実証されました。

その他実用性だけでなく、お部屋に置いておくだけでほっとできる木の品々が店奥“すぺーす”いっぱいに届きます。お楽しみに!​

“チーズさくら”完売!しましたが・・・

桜の開花より一足早く届いた“チーズさくら”は入荷から3日ほどで完売しましたが、農場自慢のチーズ各種はまだまだございます。

ヨーグルトのようなチーズのような・・「フロマージュ ブラン」はデザートそしても、お料理のアクセントとしても

ミルクの旨味がギュッと詰め込まれた小さな白いチース「プチ・プレジール」

加熱することでより深い味わいと香りが引き出される「ラクレット」は農場から出荷制限がある逸品

カマンベールよりミルキーで滑らかな風合いの「コバン」はパンとの相性抜群!

ビールのお供やおやつにピッタリな「さけるチーズ」は「プレーン」と「ホワイトペッパー」の2種

 

 

『さくら』が北海道から届きました!

東京の桜の開花は20日前後のようですが、一足早く北海道から「さくら」が届きました。

北海道の共働学舎 新得農場から春を告げる『チーズさくら』と農場自慢の手造りチーズたちです。

『チーズさくら』はご予約の方が多く、店頭販売分は限られております。そして、日に日に表情か変わります。どうぞお早めにご来店ください。

その他の農場自慢のチーズたちもよろしくお願いします!

 

リバン ガヨ ムサラ~インドネシア~

2022年にコーヒーの国際的な品評会COEで1位に輝いたリバン・ガヨ・ムサラ組合からの、フルーツフレーバーが弾けるナチュラルをご案内します。

生産者のアスマン アリアントさんはコーヒー栽培をスタートした1998年当初はスマトラ島で主流のスマトラ式という精製方法でコーヒーを栽培していました。降雨の多いこの地では難しいとされていたウオッシュドの精製方法に挑戦し、失敗を繰り返しながら高品質な水洗式のコーヒーを作り上げることに成功したそうです。

彼はその成功に満足せず、ハニーやナチュラルなどの精製にも取り組み、世界を驚かせるクオリティのコーヒーを作り続けています。今、彼は2018年に協同組合「リバン ガヨ ムサラ」を作り、彼の経験を多くの小農家さんに伝え高品質なコーヒーの発展に力を注いでいます。

そんな組合からの豆は白ワインを思わせる甘く爽やかな香りが楽しめるコーヒーです。インドネシアの豆はハイローストくらいで焙煎するのが常ですが、今回は余韻を残すために敢て少し浅めに焙煎しました。

ナチュラル(乾燥式):収穫したコーヒーチェリーをそのまま乾燥

スマトラ式:乾燥を2回に分けて行うスマトラ独自の精製方法

ウオッシュド(水洗式):チェリーの皮・果肉・パーチメント(粘液質)を洗い流してから乾燥

 

 

『オレンジスライスジャム』

12417975_1206405369374999_8922653382686568395_n[2]この春も届きます!今年は4月と5月の2回に分けて届きます。

瀬戸内産を中心とした国産ネーブルオレンジを輪切りにして、天然蜂蜜とフルーツシュガーで丁寧に煮詰めたジャム?です。

生産者のローズメイさんは秋田の工場で、ネーブルオレンジを丁cnt1寧に、慈しむように加工しています。春とともに店にオレンジの輪切りが登場するようになったのは2008年。その間、何人ものお客さまがオレンジスライスジャムづくりに挑戦されましたが・・・「やっぱりこうはいかないわ、これは買うものね!」と言う結論に達しています。春限定商品ですが、何個か購入されて一年を通じて楽しまれる方も。プレゼントにも最適な一品です。

“スパイス”は天然の薬!?

5種のスパイスをご案内するようになって久しいですが、冬から春にかけての季節「ブラックペッパー」や「レッドペッパー」が人気です。春から夏はカレーに欠かせない「カルダモン」や「クミン」が、通年で人気が高いのは「バジル」でしょうか?

『ブラックペッパー』は血流をアップし、血液が末端の血管にまで行き渡るよう促してくれるので冷え性改善が期待できるそうです。

お料理に彩を添える『ピンクペッパー』は唐辛子の種が原料で、刺激的な辛味が特徴で、彩りとしてもいいです。辛味成分の「カプサイシン」は、体脂肪を燃焼させて身体を温めます。冬から春にかけて人気があるのはお客さまが効能をよくご存知だからでしょうか?

カレーのスパイスとして常備される方も多い『カルダモン』は春から夏にかけて人気です。健胃効果があり、消化を助けてくれるショウガ科のスパイスです。

エスニック料理に欠かせない『クミン』は消化液の分泌が活発化してくれるので整腸や解毒作用に効果があり、食欲増進や消化の促進につながるスパイス。

『バジル』は生のバジルと比較して乾燥バジルは栄養素が濃縮されているので、骨の形成を促すはたらきがあるビタミンKの含有率が高いそうです。中高年女性は毎日少量でもサラダにひと振りするのは効果的かも?