2022年にコーヒーの国際的な品評会COEで1位に輝いたリバン・ガヨ・ムサラ組合からの、フルーツフレーバーが弾けるナチュラルをご案内します。
生産者のアスマン アリアントさんはコーヒー栽培をスタートした1998年当初はスマトラ島で主流のスマトラ式という精製方法でコーヒーを栽培していました。降雨の多いこの地では難しいとされていたウオッシュドの精製方法に挑戦し、失敗を繰り返しながら高品質な水洗式のコーヒーを作り上げることに成功したそうです。
彼はその成功に満足せず、ハニーやナチュラルなどの精製にも取り組み、世界を驚かせるクオリティのコーヒーを作り続けています。今、彼は2018年に協同組合「リバン ガヨ ムサラ」を作り、彼の経験を多くの小農家さんに伝え高品質なコーヒーの発展に力を注いでいます。
そんな組合からの豆は白ワインを思わせる甘く爽やかな香りが楽しめるコーヒーです。インドネシアの豆はハイローストくらいで焙煎するのが常ですが、今回は余韻を残すために敢て少し浅めに焙煎しました。
ナチュラル(乾燥式):収穫したコーヒーチェリーをそのまま乾燥
スマトラ式:乾燥を2回に分けて行うスマトラ独自の精製方法
ウオッシュド(水洗式):チェリーの皮・果肉・パーチメント(粘液質)を洗い流してから乾燥