『一歩、一歩の針仕事展』開催!

バングラデシュの村から、昔ながらの手仕事がつくりだした品々が”すぺーす”初登場!『一歩、一歩の針仕事展』始まりました!

これがホントに手で紡いで、手織りしたコットンやシルク?!と驚くばかりです。どうぞ手に取ってその肌触りの温かさを感じてください。

壁にかかる羽衣のようなシルクの生地「ジャムダニ」も手織りです。この織の伝統技術は、ユネスコの無形文化遺産に2013年に登録された、世界最古の歴史を持つ織物です。

かつて、ヨーロッパの人々はその織りの美しさを渇望し、植民地であるインドを拠点に、思うがままに手にしていました。しかし!産業革命で機械織りが可能になると、綿花を買占め、量産した綿布を今度はインドに売り始めたそうです。そんな中で一級職人たちの指が切り落とされ、地元での手織り布の技術は途絶えてしまったそうです。

そんな過去の歴史を乗り越えて、少しずつ復活してきています。村人たちが手紡ぎ、手織りした生地で仕上げたブラウスやチュニック、伝統的な刺繍~ノクシカタ~を施したコースターやランチョンマット、テーブルクロス・・・ご覧になってください!

昨年末のプレゼント~手紡ぎ・手織りのコットンの布巾~の品は、村人たちがつくってくれました。そのしなやかさと吸湿力、速乾力の高さを実感して下さっている方も多いと思ます。