お薦め!チンパンジー ピーベリー

珈琲豆は本来一つの実の中に2粒、向き合うように入っていますが、稀に真ん丸な1粒だけのものがあり、この豆のことをピーベリーと言います。収量の4%ほどとも言われる希少価値の高い豆です。

タンザニアは良質なピーベリーの産地として有名ですが、今回ご案内の『チンパンジーピーベリー』を栽培するギゴマは、絶滅危惧種のチンパンジーが生息する地でもあります。

野生動物保護活動家のジェーン氏は生産者の小農家と共同し、コーヒーを通して保護活動をおこなうプロジェクト(JGI)を立ち上げました。売上の一部は動物保護活動に活用されています。

栽培に当たっては化学肥料を使わないだけでんく、動植物を含めた環境全般に配慮し、コーヒーを提供することがそのまま動物保護活動につながっているという循環を作り上げています。

その風味は納得!タンザニアらしいキリッとした味わいの後に甘さを感じて頂ける珈琲です。

その味わいは豊富で綺麗な水源がにあります。チンパンジーが暮らす深い森がしっかりと水分を蓄え、それをタンガニーカ湖がためているため、ふんだんに水洗式で精選することができます。もちろん使用した水は微生物分解を行い環境に良い状態にしてから排水されます。

忙しない師走のひと時、壮大なチンパンジーの森を想像しながら、ホッと一息ついてください。