お待たせしました。クリスマスシーズンの逸品が到着しましたとお伝えするだけで、何が届いたお分かりいただける方は10年来のお付き合いのお客さま!
さて、これは何でしょう?
10年前、初めて目にした時、これは食べるもの?と思ってしまいました!
白カビをたっぷりつけた熟成中のサラミです。しかも!サラミの素材はホエー豚。
北海道・大樹町でホエー豚を育てる源ファームさんとお付き合いが始まったのは2006年から。以来、毎年クリスマス前に『白いサラミ』と『生ハム』を送ってもらっています。
酪農王国・北海道ではチーズ作りも盛んです。チーズの副産物であるホエーは生きた乳酸菌やミネラルがタップリ含まれています。土壌に戻すと栄養価が高すぎて不都合なことも・・・そこで、帯広畜産大や酪農家が協力してホエーを飼料にすることに取り組み始めたそうです。
食品フェアで生ハムを試食させて下さった畜産大の先生が、源さんを紹介くださったのが12年前のことでした。当時はまだ研究中なので生肉しか出せないよと言われ断念。
そして、記念すべき第一回の“おとり寄せ”では生ハムが真空パックではなく、発砲スチロールのトレイで届きました。賞味期限も短くて・・・でも、そのとろけるような肉質と、後口に残る独特の風味はお客さまにとても喜んでいただけました。今では写真のように立派な真空パックです。
ホエーには赤く発色する乳酸菌があり、『生ハム』は発色剤未使用です。ホエー豚と塩のみが原材料です。
『白いサラミ』はカマンベールに使う白カビをつけて35日間、熟成庫で発酵させて造ります。カビをつけたままお召し上がりください!口中に旨味とコクが広がります。