ジャガー ハニー~コスタリカ~

ミューシレージが残った状態の精製前の珈琲豆

コスタリカは人口500万人ほどの小さな国ですが、アラビカ種以外の品種の生産を禁止しており、スペシャルティコーヒーの世界を牽引する国として有名です。生産される半分はスペシャルティコーヒーと言われ、今月ご案内のジャガーも勿論スペシャルティです。

また、国を挙げ環境政策にも取組んでいます。ご案内の豆は森林伐採で絶滅危惧種に指定されたジャガーを守るために始まったプロジェクト。豆1ポンド当たり最低1セントが寄付され、森林保護活動に当てられます。

もうひとつの特徴は精製方法です。一般的に精製の時、コーヒーの実から外皮と果肉を取り除き、ミューシレージという粘液質も除き乾燥させますが、粘液質を残したまま乾燥させるハニー製法を採用。糖分が生豆に濃縮され、甘みを増した豆に仕上がっているのもジャガーの特徴です。お試しください。