モカハラー ロングベリー

軽やかで上品な酸味は、沈みがちな雨の日に潤いのひと時を与えてくれると思います。

琲豆の発祥の国エチオピアのモカは、珈琲好きの方ならよくご存知の銘柄ですが、モカコーヒーは生産エリアによって特徴があります。日本のお米と同じですね。

今月の豆『モカハラー ロングベリー』はエチオピア東部のハラール地方で栽培されています。フルーツを思わせる甘酸っぱいアロマですが、なめらかな飲み口で酸味系という印象を一変させてくれるはず。“モカの貴婦人”と呼ばれる所以を感じていただければ嬉しいです。

酸味が苦手とおっしゃる方もこの機会に是非お試しください。

ご存知の方も多いかもしれませんが、「モカ」とは実はイエメンの南西岸、紅海に面する小さな港町の名前です。ちなみにイエメン産のモカコーヒーは「モカマタリ」が有名ですね。このモカ港から船積みされていた珈琲豆の総称が「モカコーヒー」です。17世紀頃がモカ港の最盛期で、その役割を終えました。でも、なぜかモカコーヒーの名は今もそのまま使われています。

 

 

キリマンジャロAA~気分リフレッシュ~

爽やかな五月晴れにピッタリの珈琲です。甘い香りとキレのいい後口で、重い気分を吹き飛ばしてリフレッシュしてください!

珈琲好きの方にとってはとてもポピュラーな銘柄ですが、酸っぱいイメージをお持ちの方も多く、敬遠される方と、これこそ珈琲と絶賛される方に分かれます。実は私は後者です。湯温と淹れ方の工夫で味わいがグッと変わります。そのあたりは店頭でゆっくりご案内!

生産地はアフリカ大陸最大の国タンザニア。6000mを超える万年雪をいただくキリマンジャロ山。そのふもと海抜1000m以上の寒暖差が大きく、年間の降雨量も豊富なエリアで栽培されています。

小規模な生産者が多く、珈琲豆の品質のばらつきが大きいことから、豆の大きさや欠点豆の混入度合いなどで格付けは、最高ランク「AA」から「E」まで6段階で評価されます。Actのキリマンジャロはもちろん「AA」です。

5月は「キリマンジャロ」10%増量です。

ブレンドやわらか~朝の目覚めに~

Actで一番やさしい味わいのブレンドと言えばコレ!

“ブレンドやわらか”は開店当初はアメリカンで飲んで頂くのにピッタリな豆としてご案内していましたが、実は、カフェオレの豆としても相性抜群です。

カフェオレと言えば深煎りの豆をイメージしますが、“やわらか”で淹れるとミルクのやさしさを一層引き立てます。

美味しく淹れるポイントは、“やわらか”はいつもより細引きで、豆の量はいつも通り、湯量はいつもの半分で!お試しください。粉でお持ち帰りの場合は「カフェオレでも飲みたいです」と一言お伝えください。

もう一つ意外な事実は、カフェインの含有率は“やわらか”のような浅煎りの方が高めです。深く(長く)焙煎することでカフェインは減っていきます。目覚めの朝には“やわらか”をどうぞ!

今月は“やわらか”は10%増量です。

ブレンドすっきり~切れ味の良い苦味~

『ブレンドすっきり』は当店のオリジナルブレンド。創業の20年前からの人気のブレンド。一口目の苦味と後口のスッキリ感をお楽しみください。

創業当時の2000年前後はドトールコーヒーや、スターバックスといった珈琲チェーンが林立し始めた頃でした。そんな時期に挽売り豆屋を始めるにあたって「苦味」は外せない!でも、後口は今はやりのチェーンの珈琲とは一味違う「スッキリと切れ味の良い珈琲」を目指そうと、苦心したことを思い出します。

3月は何かとお集まりが多い時。賑やかなひと時、話しが弾んでウッカリ冷めてしまっても・・・美味しく飲んでいただける“ブレンドすっきり”がお薦めです。

勿論、ながら作業やお仕事のお供にもピッタリ!

今月は10%増量でお求めいただけます。

フレンチ ミックス~コクのある苦味~

2月の豆はチョコレートとの相性抜群の『フレンチミックス』です。

BEANS’Actではフレンチミックスは、安定した香味をご提供するのが一番の命題と考え、3つの銘柄の豆を焙煎前にミックスする方法をとっています。

焙煎レベルの区分(ライト・シナモン・ミディアム・ハイ・シティ・フルシティ・フレンチ・イタリアン)の中でもかなりの深煎り。ですが、他店に比べると若干浅いかも?ミルク負けしない程度に焙煎しています。

店頭のご案内には「カフェオーレやエスプレッソにぴったり」と言ったPOPを掲示していますが、最近はストレートで楽しんでくださる方が多いようです。

今月の“おとり寄せ”の『オーガニックトリュフ~ビオ・ナチュール』とご一緒に大切な方とどうぞ!

2020ブレンド<仮称>

新しい年の始まりに、久々のオリジナルブレンド登場です!スタッフが昨夏から試行錯誤を重ねてつくりました。

BEANS’Actには創業の1999年から飲み口の異なる5つのブレンドがあります。苦味系の後口”すっきり”、コクのある苦味の”こっくり”、酸味の”さわやか”、とことんやさしい”やわらか”、そしてバランス重視の”まろやか”です。

どのブレンドもデイリーに飲める珈琲豆として人気があり、この20年絶えることなくご愛飲頂いています。

ただここ数年、“すっきり”では苦味が強いし、“まろやか”では後口の酸味が少々気になる…というお声を受け、この度、新しいブレンドに挑戦しました。

苦味ほどほど、後口に優しい甘味を感じる珈琲に仕上げました。ブレンドをつくるのに精一杯で銘柄名は決めかねています。皆様のお声を頂きじっくり考えたいと思います。よろしくお願いします。

師走のお薦め豆~ハワイ カウ

12月の“お薦め豆”はハワイの名品『ハワイ カウ』をご案内。

ハワイ島東部、かつてはサトウキビ畑が広がっていたエリアのカウ地区で栽培されている豆です。

ハワイ島の珈琲と言えば「コナ」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、『ハワイ カウ』は今その品質の高さから、世界から注目を集めています。

もともとはコナ地区から植樹されましたが、土壌や気候風土の違いから、その風味は「コナコーヒー」とは一線を画す豆に成長しました。

酸味が穏やかで、甘味が際立つ、それでいてクリアな飲み口。ファンが増えていますが、コナコーヒー以上に栽培エリアが大変限られているため希少な珈琲としてプレミアがついています。

一昨年から師走の豆としてご案内を始めましたが、当店でも人気が高く、何とか少量ですが入手できました。年内最後の“お薦め豆”です。生豆がなくなり次第終了となります。

ビシクレータ~ホンジュラス~

甘い香りとビターなコクが深まる秋にピッタリ?中米ホンジュラスの小さな農園からです。

“クアル ビシクレータ農園”(自転車のような農園)は農園主オマル氏が手塩にかけた農園。2007年頃から有機栽培に取り組み、10年後には品評会“カップ・オブ・エクセレンス”で90点台の高得点で優勝しました。

農場での環境保全にとどまらず、コミュニティの人々と共に植林などによる水源滋養にも積極的に取り組んでいます。

とは言え、有機農法に取り組み始めた当初は生産性も下がり、意気消沈する日々が続いたそうです。その頃、自転車で坂道を上る絵に出合いました。彼は自らの姿をその絵に投影。環境を汚さない自転車をバランスよく操作しながら、常にペダルを踏んで進んで行く!その時から、農園を“クアル ビシクレータ”としたそうです。

小さな農園のこだわりの珈琲豆を味わってください。

 

ブラジル ドルチェ

南ミナス産地の風景

ブラジルはご存知の通り世界最大のコーヒー豆生産国ですが、最近は急速な経済発展で世界第2位の消費国になっているようです。

鑑定士によるカッピングの様子

日本ではブラジルのコーヒー豆はブレンドのベーストとしてもっとも使用頻度の高い豆です。私たち珈琲愛飲家にとってもブレンドのベースと言う印象が否めませんが、今回ご案内のブラジル『ドルチェ』は一味違います!

ブラジルの珈琲鑑定士が300を超えるカッピングで日本人の好みに合うよう生み出された厳選ロット。酸味控えめ、丸みのある味わいと、ほのかに香る甘味。ブラジルの豆の本来の良さが際立つ珈琲です。深まりゆく秋にピッタリ!

是非お試しください。

レージェス~ホンジュラス~

中米ホンジュラスのスペシャルティコ^ヒーを初めてご案内します。ニカラグア・エルサルバドル・グァテマラといった中米屈指のコーヒー生産国に隣接するホンジュラスですが、海外への流通が始まったのは歴史が浅く、ご存知の方は多くないと思います。

流通を阻んだ大きな要因は国土の80%が山岳地帯で、交通網が発達していなかったことが大きな要因のようです。今回の生豆はホンジュラスに在住経験のあり、彼の地の珈琲に魅せられ小規模農家から直接な豆を輸入しているプンタルトさんから提供いただきました。

農園主レージェス氏は農園を始めたころは、決して土壌条件は良くなかったようです。農園に木を植え、日陰をつくり、更にその落ち葉が有機肥料として土壌を肥沃にしました。諦めない彼の想いがスペシャルティコーヒーを産みました。

甘い香りとやさいい飲み口、後口のすっきり感は残暑が残る9月にピッタリ!是非お試しください。