ラオス カトォアット~無農薬栽培~

かろやかな優しい苦みはこの時期にピッタリです。

11の村からなる農民による農民のための生産者協同組合、ジャイ・コーヒー生産者協同組合(JCFC)から届く豆です。生産地のカトゥアット村は、国際NGOのOxfamオーストラリアの支援を受け、高品質のコーヒー生産に取り組んできた意欲のある村です。ボラベン高原で暮らす彼らは森の恵みと共生し、肥沃な大地、豊かな森の中で丁寧にコーヒーを育てています。

アラビカ種の中で、ティピカ種は味が優れていますが、病害に弱く収量も多くはないため希少種と言えます。ラオスでの栽培もわずかですが、村人は原種に近く古くから親しまれているティピカの栽培を続けています。ラオスのティピカはラオス人を彷彿させるような柔らかい甘みと優しい味わいです。

有機の認証は受けていませんが、無農薬栽培です。

●生産地:ラオス南部ボーラヴェーン高原
●生産者:生産者協同組合JCFC
●加工方式:水洗加工方式
●品種:アラビカ種ティピカ

※JCFC…ジャイ・コーヒー生産者協同組合。”ジャイ”とはラオス語で”心”を意味します。

※オックスファム(Oxfam)…1942年にイギリスで設立されたNGO。現在は世界各地で活動の理念に共有する人びとがOxfamを立ち上げ、100カ国以上で緊急支援や開発の活動を続けています。Oxfamオーストラリアがカトゥアット村のコーヒー生産者を支援してきました。