モカ ハラズ~イエメン~

4月の“お薦め豆”は花の香りを思わせる春らしい風味のイエメンの名品をご案内します。フレーバーをご記憶の方もいらっしゃるのでは?

チェリーや杏のようなフレーバーが際立っていますが、そのフレーバーは変化に富んでいます。湯温や淹れてからの時間経過によってさまざまな風味を醸します。冷めきっても綺麗な酸質が保たれる珈琲です。

イエメンは中東で唯一のコーヒー生産国。15世紀後半頃にエチオピアからコーヒーが初めて移植されました。そして、アラビア半島の最南端に位置するイエメンは、世界で初めてコーヒー豆を商業目的で輸出した国でもあります。

その港が「モカ港」です。港からは多くのイエメン産とエチオピア産の良質なコーヒー豆が、主にヨーロッパに向けて輸出されました。そのことから、イエメン産とエチオピア産の珈琲豆は、総称して「モカ」と呼ばれるようになったそうです。

ご案内の『モカ ハラズ』の生産地はイエメン高地の西ハラズ地域に位置し、標高は最高1,700~2,200mと高く、寒冷な地区で栽培されています。

生産者は先祖代々受け継がれた段々畑で昔と変わらない栽培を続ける170名ほどの小さな農家さん達です。

ナチュラル製法で仕上げられていますが、とても明るい酸味を感じていただける珈琲です。何といっても挽いているときの香りが秀逸です。至福の一杯で一息ついてください。