夏のチーズ『シントコ』

今年も“夏のチーズ”が北海道の共働学舎新得農場から届きます。昨夏の放牧期間の生乳を長期熟成させて造る、旨味の結晶『シントコ』は夏季限定!今年の風味はいかに?ご試食、今でしたらございます!

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350㎏の生乳を35㎏のチーズに凝縮させた、直径は60㎝にも及ぶ超大型ハードタイプのチーズです。 新得の土地の風味を青草にたくして、放牧している春(5月)から秋(10月)の一年でもっとも乳質の良いミルクを使います。約1年の長い熟成を経て生まれたチーズ。

来年に向けて製造がすでに始まっています。その様子はこちらから。

新得の地名はアイヌ語の「シントコ(宝物を入れる漆器)」に由来するという説もあるそうです。MG_9198[1]

  • 受賞歴・認証など★2003年 第4回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト 優秀賞
    ★2009年 第7回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト 審査員特別賞
  • おすすめの食べ方前日に真空袋を開封し、食べる30分前に室温に戻し、皮を取り除いて薄くスライスすると香りが一層引き立ちます。カット後は断面に白カビや青カビが発生することもありますが、取り除けばお召し上がりいただけます。
    チーズフォンデュのベースのチーズとしてもお使いいただけます。また、オニオンスープグラタンやクロックムッシュなどのチーズ料理にも最適なチーズです。

共働学舎新得農場が造るチーズはハードタイプからソフトタイプまで10数種に及びます。ご案内の『シントコ』以外のチーズもご一緒にお取り寄せ可能です。お申し出ください。

紀州みなべ町の『完熟南高梅』 

6月20日に入荷し、当日中に完売しました。今年もたくさんのお求めありがとうございました。皆さまの「梅仕事」が美味しく仕上がりますように!

和歌山みなべ町の“佐々木農園”の4代目見習い研太さんから梅の便りが届きました。「梅の木も年々の環境の変化を感じながら、日々敏感に、また粛々と対応していると感じております。私たちもそれを感じながら、育てなくてはと思っております。梅の実は今のところ、害虫や自然災害の被害もなく順調に生育しています。」・・・と言うことで、受け付け開始いたします。南高梅①

入荷予定は6月下旬の週末を予定していますが、例年のことながら梅次第、お天気次第です。また、完熟のため、入荷日にお受け取り可能な方のみのご予約となります。ご了承ください。

樹上完熟した南高梅を佐々木農園さんから送っていただくようになって早や8年。果肉のボリュームと皮の薄さは南高梅ならではとお客さまに喜んでいただいています。「梅干し」「梅ドリンク」「梅ジャム」・・・今年もご一緒に梅仕事を!

佐々木農園は大正10年、初代富之助が、和歌山の土地を自らの手で開墾したのが始まりです。現在は三代目の富之助さんが四代目とともに丹精込めて大切に梅の木を育ててらっしゃいます。

今回は、紀州みなべの完熟南高梅を、保存料や着色料を加えず、塩分を控えめに仕上げた「梅干し」もご予約賜ります。完熟梅と一緒に届きますのでこちらも入荷は6月下旬です。

ちなみに 「南高梅」名前の由来ですが・・・
南部高校( 通称、南高 なんこう)の園芸料の生徒さんたちが栽培研究調査に協力した経緯から、南部高校「南高」と、南高梅の母樹である「高田梅」の頭文字をとって「南高梅」と名づけたそうです。地元の高校の生徒さんたちが開発に尽力していたなんて素敵ですね。そして、三代目さん、四代目さんも南高ご出身です。

 

イタリアチーズ~白糠酪恵舎~

chees珈琲豆屋のBEANS’Actが、国産の農家製チーズをお客さまにご案内するようになって10年になります。その間、これぞ!と思う手造りのチーズを北海道・宮城・長野・京都・佐賀などの6つの工房から、お取り寄せしてご案内してきました。今回のチーズは、毎年、幕張で開催される食品フェアで、毎回のように試食をして“口福感”に浸りながらも、ご案内を見合わせてきたチーズたち。

それは、とてもシンプルだから・・・。見た目も、味わいも真っ当すぎて、その美味しさをお伝えする自信がなかったからとも言えます。そんな悩ましいチーズを造っているのが『白糠酪恵舎』さん。

代表の井ノ口さんは「イタリアはチーズ発祥の地で、実はフランスのチーズもルーツはイタリアなんです。そして、イタリアのチーズは味噌、醤油と同じなんです。日本人には、チーズはワインと一緒に楽しむものというイメージが強くありますが、それでは、チーズの楽しみ方の3分の1をも知らないといって過言ではありません。」と、また「様々な料理に使い、いろんな熟成ステージでチーズを食べると、今までにない楽しさや美味しさに出会えますよ」と仰っています。

そこでこの度、熟成期間の異なる3種のチーズをご案内します。

熟成期間45日以上の『トーマ・シラヌカ』 4カ月以上の『テネレッロ・シラリカ』 6カ月以上の『モンヴィーゾ』です。奥深いイタリアチーズの美味しさを味わってみてください。今ならご試食ございます!お待ちしております。sirarika

農家製チーズ:年間を通して平均的な味に仕上げる工場製チーズに対して、農家製は牛を育て、ミルクを絞り、チーズを造り、熟成させるすべての工程を工房の中でおこない、季節によって色も風味も異なります。チーズ生産量も極々限られた貴重なチーズです。

新得農場の“チーズさくら”

MG_5854[1]数量限定で2004年以来、毎年桜の時期にご案内している“チーズさくら”はこの10年で国内ばかりか、世界で認められる日本を代表するチーズに!

ホロホロッとした口当たりと、優しい酸味が持ち味の春限定のチーズです。“チーズさくら”は熟成期間12日の若いチーズですが、40日ほど熟成させた“アフィネ”も限定数で合わせて入荷します。滑らかな舌触りと穏やかな酸味を醸し出す、長期熟成の深い味わいをお楽しみいただけます。

共働学舎新得農場 との出会いは2003年の食品フェアでした。あまりにかぐわしいチーズの香りにぐいぐい引き寄せられブースにたどり付きました。 半円形の大きなチーズに熱を加え、とろとろのチーズをまず試食!「ラクレットと言うチーズで、フランス語で削るという意味なんですよ」と今まで食べていた所謂、とろけるチーズとは全く違う、ふくよかでなめらかなチーズを体験しました。その時に出会ったのが、店で時々『チーズの会』の講師を務めてくださる”ラクレット王子”こと、高橋英夫さんです。以降、年に数回ですが北海道のチーズを皆様にご案内するようになりました。季節のチーズと一緒に、新得農場の選りすぐるのチーズが入荷します。ご賞味ください。

入荷は4月1日です。

ご予約の方も多いですので、お求めはお早めに!

 

オレンジスライスジャム

毎年、アッという間に完売し、悔しい思いをされる方が続出の春の“おとり寄せ”の逸品です。第一便の入荷は3月中旬、ご予約はお早めに!尚、メルマガ会員さまに限り、メールでのご予約も承ります。

初めてご覧になる方はこれはジャム?!とまず驚かれるかもしれませcnt1んが・・・正真正銘のジャムです。

まず国産オレンジの輪切りがそのまま綺麗に入っている姿にビックリ!そして、オレンジの酸味と国産はちみつとの絶妙なバランスに思わず笑みがこぼれます。眺めて良し、味わって良しのこの季節だけのジャムをどうぞ!

これまで、何人ものお客さまから某フランスの有名ブランドの品より美味しい!しかも、お手頃ね・・・との折り紙つきです。出逢いと別れの季節に贈り物にも喜ばれます。

トーストには勿体ないと言われる方には、自家製パンケーキやホットケーキのトッピングに、アイスクリームやヨーグルトとの相性も抜群です。紅茶に合わせてお召し上がりいただいても美味。以前、オレンジスライスをズラリと並べたパウンドケーキをつくられたお客さがいらっしゃいました。ご相伴にあずかり感激したことがあります。


 

石巻の米農家からの『甘酒』

OLYMPUS DIGITAL CAMERA農薬も化学肥料も使わず大切に育てたササニシキと麹だけで造った『甘酒』。玄米はほのかな酸味、白米は優しい甘味。入荷は大寒の頃。

子どもに安心して食べさせたいと、25年前から親子2代にわたって農薬にも化学肥料にも頼らず、自然のままにイネの栽培を続ける“田伝むし”こと木村さん。

本来の生態系サイクルが戻った田んぼにはオタマジャクシが蛙になり、ヤゴがとんぼになって飛び回っています。

そんな環境から生まれたササニシキだけを原材料に、火入れしない生の甘酒を、震災から再興した麹屋さんが造っています。

生なので“冷凍”で届きます。お楽しみに!

 

 

12月のお取り寄せ

青森・ぎんなん寮 ハンズハム

bans月末に青森から届くスライスも好評ですが、
本当の味わいはブロック!

ロース・ボンレス・ベーコン・チーズボロニアの4種をご案内中です。
一番人気はやはりバラベーコン(約400g)でしょうか。
脂身が旨いと好評です。

その秘密は30年近く前に一般就労が難しい知的障害の人たちの仕事場
として養豚からスタートし、加工場を25年ほど前に設立したこともあり
地元青森県産の精肉を半身で仕入、その日のうちに加工すると言うこだわり。

製造についても、余計な添加物・保存料は一切使用せず、さくらチップで
スモークしています。肉本来の旨味と丁寧な仕事を味わってください。

クリスマスやお正月の逸品としてお薦めです。

入荷は12月20日の予定です。