エルサルバドル パルマ

火山が多く「火の国」と称されるエルサルバドルは、西はグアテマラ、北と東はホンジュラス、南は太平洋に接する中米で最も小さな国です。面積は九州の半分ほどの大きさ。

コーヒーの栽培はは1858年に始まり、生産量はエルサルバドルの農業生産の3分の1を占めていると言われています。輸出の2分の1はコーヒーが占め、就労人口の4分の1がコーヒーの生産に関わっているそうです。

1956年には国立農政省コーヒー研究所が設立され品種改良や生産技術の研究が進み、農家への技術指導や産業復興に国をあげて力を入れています。

%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%89%e3%83%ab12月はそんな小さな珈琲大国の豆をご案内します。生産地はホンジュラスとの国境沿いにあるパルマ地区。標高が高く、交通の便も悪く秘境の地と呼ばれていますが、それ故にに独自の風味が守られ高品質の産地としてカップオブエクセレンス上位の常連地区となっています。秘境の地の凝縮した甘味とキャラメルのような滑らかなコクをお楽しみください。