会期:10/13(木)~10/31(月)
秋恒例の東留米のすばるさんによる“手織物展”です。
深みのあるやさしい色合いのショールやマフラー、バッグやポーチなど丁寧な手織りの品々がこの秋も届きます。
お客さまから「癒されるわね~」とため息が漏れることがありますが、丁寧に天然素材で手染めしているからでしょうか?背高泡立草の葉っぱや花、クルミ、玉ねぎの皮、あかね、コチニール(エジプト時代から使われている天然染料)・・・・などでシルクやウールの糸を染めて、何人もの織り手が、何時間もかけて織って大判のショールやプチマフラーが仕上がります。
ポーチやバッグは「裂き織り」と言う手法で織られた品々です。縦糸はシルクの糸、横糸に着物地を裂いた布をつないで糸のようにして織ります。折る前の着物地を裂く工程が大変です。裂く布の幅は5mmほど。気の遠くなるような工程を経て生まれます。
毎年、新しい色合い、デザインに挑戦し、新作も登場します。そんな姿勢が14回を数える人気の展示会の所以かもしれません。
ちなみに、絹製品の絹糸は岡谷(長野県)の製紙工場で紡がれた糸を使っています。maido in JAPANです。
社会福祉法人すばる のメンバーの力作を今年もお楽しみください!