コーラルマウンテン

コスタリカ政府観光局HPから

2015年の締めくくりのお薦め豆は、南北アメリカ大陸に挟まれた小さな国“コスタリカ”からの珈琲豆です。

四国と九州を合わせたほどの国土は、太平洋とカリブ海に挟まれ、中央には活火山がそびえるという変化に富んだ地勢。国土の四分の一が自然保護区として指定されています。

そんな地で育まれた『コーラルマウンテン』は、まろやかでクセのないバランスのとれた珈琲です。コクのある良質の苦味に加え、舌に残るほのかな甘みもお楽しみください。

そんな穏やかな風味の珈琲豆の生産地は、コスタリカの首都サンホセから西部の山岳地帯(標高1400~1500m)、タラス川をはさんだコラリージョを結んだ三角地帯の急斜面。コーラル マウンテンは、厳選された農園で限定生産され、古くからドイツを始めとして、品質を重視する自家焙煎業者に限定販売されてきた由緒ある珈琲豆です。

coffee-seikatsu_bo26[1]農園が余りにも急斜面にあるため、収穫は身体にロープを巻きつけ、“モンキースタイル”でバスケットが一杯になるまで、赤く熟した実だけを一粒づつ丹精こめて手摘みされます。収穫後、水洗処理されたパーチメントは灼熱の太陽の下、広大な乾燥場で約1週間100%サンドライ(天日乾燥)という伝統的な処理をされます。

こうして生産されたコーラル マウンテンは、カリブの海底に潜む黒サンゴのような輝きを持ち、熟成したコクと芳醇な香りとを兼ね備えた贅沢な珈琲です。年末年始用のご贈答にもお薦めです。